超常現象と日常を繋ぐ

イメージ 1

今月27日(日曜日)の午後、井波の光教寺において、
「超常現象と日常を繋ぐ」話会を、やろうと思っています。
ワンコイン(500円)の参加費で、僕がしばらくお話をして、
その後に、皆さんと様々なことを意見交換する企画です。

どうしてこんな奇妙な企画を考えたか、と言うならば
それは僕にいくつかの体験があり、皆さんとシェアしたい。
僕の場合は特に10代20代において、不思議な体験をしており、
後の人生に大きな影響があったので、そのことをお話しして、
生きることの意味を、探ってみたくなったのです。

今までこうした企画をしなかったのは、ご想像のとおり。
超常現象というのは、体験した人間以外の人にとってみれば、
理解しがたいことですから、話し合うことは難しい。
だけどいくつかの体験は、常識とは違う実生活に繋がって、
人生を豊かにしてきた、と思えるのでシェアしたくなったのです。

今日は当日にお話しする内容から、いくつか取り上げて、
どんな事かが分かるように、簡単に説明してみます。
まずどんな現象を体験していたか、2つ取り上げますと、
小学生高学年の頃に、突然下半身が動かなくなった体験のこと。
もう一つは高校1年生の最後に、幽体離脱をした体験です。

それぞれ突然体験した、非日常的な超常現象でしたが、
家の前で除雪作業をしていて、突然下半身が動かなくなったときは、
目の前が真っ暗になる恐怖で、泣きながら自分の部屋に這って戻った。
その時に何故か、このことは絶対誰にも知られてはならない、
と感じたので、家族も呼ばずに一人で二階部屋まで這い上がった。

誰かに知られたなら、自分の下半身は二度と動かなくなる、
そんな心の忠告があって、誰にも言わずに泣きながら布団に入った。
そして小一時間ほど眠って、階下から食事に呼ばれたときには、
もう何事もなかったかのように、自由に歩くことが出来たのです。
人間の意識には、守護霊とでも呼ぶ何者かが潜んでいるようなのです。

そしてある種有名でもある幽体離脱は、春休みが始まった頃、
高校生活がうまくいかない失望で、食欲もなくしていた時でした。
早めに布団に入って、どうしたものかとぼんやり考えていたら、
突然自分の意識が、寝ている自分を見ていることに気がついたのです。
天井の位置から自分を見下ろしている、体外に出た意識がある。

だけど僕の意識は驚く以上に、開放感を感じてもっと離れたくなり、
窓の外へ出て家を見下ろし、町を見下ろし、さらに遠くへ離れていく。
もっともっと遠くへ行きたいと願って、地球全体を見下ろす所へ来たとき、
突然怖くなって帰りたいと思ったら、その瞬間にスッと体に戻った。
全身にびっしょりと汗をかいて、地上に生きていることを実感したのです。

こうした体験がなければ、大学を出た後に就職活動さえせずに、
20代の全部を旅に費やし、人間を見て回ることもなかったでしょう。
30代半ばで就職したのも、40代後半で仕事を辞めてしまい、
今に続く自然農と市民活動の暮らしに入ったのも、すべてはこの、
ちょっと不思議な体験から繋がっている、と感じているのです。

そこでさらに多くの、こうした体験をお話しした上で、
それがどのように実生活に繋がるのか、考えてみたいのです。
皆さんの中にも、こうした体験をした人は結構いる筈で、
それらをシェアしながら、人生を考えたいと思ったのです。