73歳で子を授かる
世界にスーパースターと呼ばれる人は、何人もいますが、
ローリング・ストーンズの、ミック・ジャガーであり、
昔と変わらぬパフォーマンスで、現在もステージで歌っている。
そしてミックは、当時からずっと反逆児であったように、
今も現役で話題を振りまき、73歳で新たな子を授かったようです。
ミックは歌うスタイルそのものに、パワフルな人生のようで、
すでに7人の子どもがいて、今回は8人目の子になるようです。
さらに5人の孫がいて、一昨年にはひ孫も生まれていると言いますから、
20人以上の大ファミリーになり、壮観な記念写真が撮れるでしょう。
それは昔の大家族を見るようですが、必ずしも順風満帆ではない。
彼の前妻は自殺しており、その人を愛していたミックは、
ショックで茫然自失となり、大きなコンサートを中止している。
多くの噂に満ちた人でもあるけど、いわゆる反逆児である以上には、
歌詞などから思想的に共感を得る、と言うことはなかった。
むしろその楽曲が好きで、特に高校生の頃にはよく聞いていましたが、
共感すると言うよりは、カッコいい存在として見ていた気がします。
意外なところでは、ミックは奨学金をもらって専門学校に通った人であり、
しかし年を取ってしまえば、みんな同じおじいちゃんになる、
と思っていたら、彼は73歳にして父親になってしまったから凄い。
若い頃からパワフルに我が道を行ったミックは、年を重ねても、
それが必ずしも老いることにはならず、自分を好きに生きている。
そんなところが、魅力的に見えたと言えるところですが、
ジョン・レノンには共感することが多かった、ことから言えば、
ミック・ジャガーは単純に憧れるところが多い、ように思うのです。
10代の頃に憧れた存在が、60代になっても憧れの存在で、
少し先行く年齢のままに、73歳で子を授かったのだから凄いです。
父親が高齢で授かった子は、医学的なリスクを負うとの発表もありますが、
そんなことは糞っ食らえ!とばかり、父親になるのも楽しいし、
またグリーンピースの応援のように、何かやって欲しい気もします。
死ぬまでかっこよく、憧れの人でいて欲しい気がするのです。