雨の日はしょうがない

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連休と言っても、僕には関係ないのですが、
毎日雨が降り続いて、農作業ができていません。
近く選挙があるというので、何かと電話があったり、
ヘチマのタワシを頼まれて、作っている人に連絡したり、
温泉に入ったり、本を読んだりして過ごしています。
皆さん雨の日は、毎日何をしているのでしょう。

へちまのタワシは、いくらくらいが相場なのか、
道の駅で見たら、1個400円から500円でした。
と言っても、1本のヘチマを1/3くらいに切ったもので、
大きなヘチマ1本なら、1000円が相場観でしょうか。
欲しい人がいたので、作っている人に問い合わせたら、
2本1000円でいいと言うので、もらっておきました。

姫はいとこと遊ぶために、母の実家へ出かけて、
僕はひとりのんびりと、映画なんぞを見に行きました。
日曜日の午後には、満席の時間帯もあったので、
今日は朝一番に見に行ったのですが、若い人が大勢です。
これはほとんど、「君の名は」を見る人だったので、
僕は混雑を避けて、他の映画を物色しました。

そこで選んだのが、「レッド・タートル」で、
100人以上人がいたのに、これを見たのは4人でした。
スタジオ・ジブリの新作ですが、フランスで作られたようで、
台詞はまったくなく、ちょっと不思議な作品でした。
岸辺のふたり」にも似て、人の一生を思わせる感じで、
いろいろ深く思えば、限りなく思うことができます。

「君の名は」は見ていないので、あまり言えませんが、
そちらは昔のジブリが作りそうな、ロマンの香り。
それに比べて「レッド・タートル」は、時を超えて、
人間の本質や、命の本質を問いかける内容だったと思います。
これからジブリ作品は、どんな方向性を持つのか、
ちょっと楽しみにもなる、完成度の高い作品でした。

僕は海が好きで、特にこの作品は海の描写が素晴らしく、
見ていると本当に海のことが、思い出されて切なくなりました。
そのままもう一本見ても良かったのですが、この感触を、
忘れたくなかったので、何もせずに家に帰りました。
家に帰って、プロジェクターで別の映画を見て、
夕方までごろごろして、今日の日が終わりました。