白熱した打合せ!

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今年は5月15・16日に、富山でG7環境大臣会合があります。
これに合わせて市民有志として、市民の声も世界に届けたいと考え、
5月14・15日に、富山アースディを開催することになりました。
この富山アースディは、15日はフェスティバルが行われますが、
14日に市民活動に携わる人たちが集まり、市民フォーラムが開かれます。
僕はこのフォーラムで、一つの分科会を引き受けることになりました。

準備会はすでに進んでおり、僕は途中から参加することになって、
まずは事態を把握するのに、けっこう大変だったりしています。
それでも紹介される人は、市民活動を長年続けられた人たちなので、
話の内容は皆濃く、どの人を取り上げても尽きない話題が続きそうです。
そんな中で僕が引き受けたのは、「開発と暮らし」のフォーラムで、
「未来の暮らしを考える映画祭」に続き、目指すべき暮らしを模索します。

昨夜はその分科会リーダーの打合せがあり、僕にとっては初めて、
リーダー全員の顔を見ながら、参加させていただきました。
そこで打合せを進めるにあたり、谷内博史さん(写真中央)が進行されましたが、
これがとても優れた進め方で、打合せは内容の濃いものになりました。
まず時間管理がしっかりしていながら、自由度を妨げることなく、
僕らは思うままに納得行くまでしゃべったのに、最後はちゃんとまとまる。

打合せ場所は富山のYMCAなので、僕は早めに帰りたいと思い、
9時で終わるように申し入れていたのが、それさえも忘れて議論しました。
言いたいことを自由に話していながら、ここに集まっている人たちは、
それぞれ違うことを言っていても、根幹に信頼できる何かがある。
その信頼によって、次々に建設的な意見が出るのも面白い現象であり、
議論は単なる言葉ではなく、信頼できる共通項が大切だと思わされました。

それにしても僕が受け持った「開発と暮らし」は、錚々たる参加者で、
この人たちに2時間話をしてもらい、その後2時間は意見交換をするのです。
キイノート発表と事例発表だけで、8人の人が話す予定ですが、
それぞれ一人でも、1時間や2時間は話をしそうな人たちが並びます。
どうやってこれをまとめ、その後の自由な意見交換に持ち込めるか、
かなり大変な仕事を引き受けたことになりますが、面白さもマックスでしょう。

僕もこれから急いで、いくつかの原稿を書くことになりますが、
その前に「未来の暮らしを考える映画祭」があり、農作業もあるのです。
ゆっくり時間を過ごせるのは、いつになるかわかりませんが、
それでも自分がやりたいことをやる、自由度は格段に増えてはいます。
去年のイライラした暮らしから、今年は忙しく動き回る暮らしへ、
僕の「開発と暮らし」は、留まることなく動き続けているようです。