秋立つ畑

イメージ 1
 
暦は立秋を過ぎても、暑い日が続いていますが、
畑の様子を見ると、やはり秋の気配が色付いてきました。
あまり手入れに行けない馬畑も、秋の実りが近づいて、
夏の盛りとは違った、実りの風情が膨らんでいるのです。

手前の方から大豆、小豆、サツマイモがあって、
奥の方にはアマランサス、タカキビ、モチキビがあり、
右手奥には、エゴマが立ち並んだ姿も見えています。
このほかに夏野菜のキュウリ、ナス、トマト、ピーマン、
さらにはカボチャや、ズッキーニなども実っている。

こんなに豊かな畑ですが、手入れも行き届かないし、
せっかく実った作物の、収穫も満足にはできていません。
こうなることはわかっていた、とも言えますが、
十分な時間がないなかで、なんとか世話をしたからこそ
よくぞここまで育った、とも言えるでしょう。

来年の味噌の準備も、なんとかできそうな感じだし、
今まで頼成に植えていた、ニンニクやタマネギは、
今年の植え付けからこちら、馬畑で植えようと思います。
自分の家の回りに、自分の田畑があればいいのですが、
無いものをいくら望んでも、仕方のないこと。

今は米を作る田んぼもあって、野菜を作る畑もある。
僕はこの境遇に感謝して、大切に守ることで、
少しでも、問題を起こさない生き方に近づきたい。
心は広々と大地を馳せ、海を遠く深々と渡りながら、
どこまでも自由に、たましいを解放していきたい。

物は質素に大切に、必要なものだけを求め、
無用なものはなるべく遠ざけて、簡潔に生きたい。
環境破壊も少なく暮らして、水も空気も汚さないなら、
それこそ人々が皆平等に、幸せの基礎を築けます。
そんなことを考えて、今の暮らしを磨くのです。

僕が生きている間に、価値観が変わることはなくても、
未来を先取りする人たちが、少しずつでも増えてくるなら、
やがて必ず、新しい価値感の社会が育つはずです。
平和を唱えて戦争の準備をするような、二枚舌ではなく、
言葉と行動が一致する人が、重んじられる世の中に・・・

今日は大切な終戦の日なので、僕も少しばかり、
世の中のことを考えながら、ブログ更新をしてみました。
たとえどんな時代でも、納得のいく自分を生きる、
それがあたりまえの、生き方をしたいのです。