雪だるまの国へ♪

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昨夜姫は、雪だるまの国へ行って来ました。
雪道を山の中へ、かなり遠くまで行ったようですが、
たくさんの雪だるまが、出迎えてくれたようです。
姫は以前から、雪だるまは大好きですが、
これほど多くの雪だるまを見たのは、初めてです。

帰りの車の中では、疲れて眠っていたようですが、
家に帰って目が覚めると、興奮して話してくれました。
と言っても、まだちゃんと日本語は話せないので、
いろんな単語を並べて、話してくれるのですが、
こうして写真も残っているので、僕にもわかるのです。

胡蝶の夢”なんて、古いお話しもありますが、
姫にとっては、今身の回りにある現実そのものが、
壮大な夢のようで、夢の中を飛び回っているのでしょう。
この世界は感動に満ちて、それを伝える相手もいる。
僕らは感動を分かち合いながら、喜びを膨らませます。

世界へ目をやると、悲惨な悲しい話に満ちていますが、
僕の住む世界は、自らの五感と五体で生きる世界、
スペーシアで走り回れる、小さな世界でしかありません。
半世紀に渡って見てきた広い世界は、魅力に乏しく、
今は五感と五体の実感が、夢から覚めた現実なのです。

姫はこれから、様々な夢に目覚めるのでしょうが、
夢に目覚めるときも、夢から目覚めるときも、
喜びと共に、新しい世界に飛び立って欲しいですね。
結果として、それが思わぬことになったとしても、
大切なのは、求めた理想の美しさだと思っています。

大勢の雪だるまに迎えられて、一時を過ごした姫は、
やがて夢から覚めても、夢の世界の楽しかったことを、
きっと忘れずに、育っていってくれるでしょう。
僕はその姿を夢見ながら、そしてまた現実を見ながら、
理想の大切さを胸に、姫と共に生きるのです。