ブログをどうする・・・

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辺野古が見えてサーフィンができる、美しいビーチ
 
このブログを書き始めてから、今年で足かけ10年になり、
今後もこのまま続けるかどうか、考えているところです。
書き始めた頃は、意見交換をするのが大きな楽しみでもあり、
今のようなスマホや、ツイッターもありませんでしたから、
ネット上のコミュニケーションとして、ブログは貴重でした。

そして何年も書いているうちに、記事を書くこと自体が、
失われつつあるジャーナリズムの助けとして、役立つと思い、
様々な問題を取り上げて、書き続けてきたのです。
その間に一貫して取り上げてきた、原発や沖縄の問題は、
政権交代を実現しても変えられなかった、基地問題を露わにし、
原発にいたっては、最悪の事故さえ起きてしまったのです。

そして今は、この国の食糧自給率と財政バランスの問題が、
密かに進む時限爆弾のように、迫ってきているのです。
しかし政府は軍事力の強化と、海外派兵を狙って、
憲法さえも変えようと、虎視眈々と機会を窺っています。
日本国民の恒久平和を願う心は、どうなるのか心配ですし、
世界におけるこの国の役割を、再確認したいとも思うのです。

とは言えこうした大きな問題に、僕は何が出来るのか、
考えた末に得た結論は、自らの生き方を定めることでした。
自然農に出会って、問題を起こさない生き方の発想に惹かれ、
自らそのように生きる人が増えれば、社会だって変わる、
それ以外にそれ以上の道はなく、そのように生きるしかない。
僕はその情報発信として、このブログを使っているのです。

時代は変わって、スマホツイッターやラインの社会となり、
ブログはホームページの補完物となって、寂れてきました。
イソップ通信も、訪問者は横ばいからやや減少気味で、
僕自身もあまり余所のブログを、見に行かなくなったのです。
いくつものネット情報局が、マスコミとは違う視点から、
情報発信しているのが、新しい時代の姿なのでしょう。

おカネに頼りすぎない暮らしも、少し身についてきて、
さらに言えば、どんな暮らしであろうと命を守って生きていく、
根元的な生命体としてのいのちは、どう幸せになれるのか?
人間とは何か、何をしようとしているのかを考えて、
無理のない範囲の活動をしながら、ブログを書いているのです。
この姿勢を変えることなく、続けていけばいいのでしょうか。

書きたかったことの大方は、すでに書いた気もするのですが、
時と共に表現も変化しますし、周囲の状況変わってきます。
その変化を受け止めながら、その時々に感じたこと、
思うことを書き続ければ、少しは何かの力になるのか?
そんなことを考えながら、この記事を書いているのですが・・・