「子ども・子育て会議」は終わり

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2013年11月29日に記事にした、「子ども・子育て会議」は、
昨日の第6回会議をもって、無事に終了することができました。
これからの子どもの将来や、子育ての問題を検討するものと思って、
市民公募に応募しての参加でしたが、実際の内容はと言えば、
国の「子ども・子育て支援法」に合わせた、市の事業計画のお手伝いで、
アンケート調査の検証や、計画案のチェックが主な内容でした。

もっと自由に意見を出して、子どもの将来や子育ての問題を、
話し合えると思っていたのは、こちらの勝手な思い違いだったのです。
毎回たくさんの印刷文書が手渡され、あるいは事前に配布されて、
それに目を通してチェックするだけでも、大変な労力だったでしょう。
そこに登場する資料は、確かに興味深いものばかりでしたが、
僕にはどうでもいいことのようにも思われて、あまり熱が入りません。

そのせいか、一度はうっかり忘れて欠席したこともあるのですが、
5回の出席において、いろいろわかったことも多かったように思います。
幼稚園にはほとんどの子どもが行きますが、保育園はそうでもなく、
つまり3歳になるまでは、ずっと家にいる子も多いのです。
たしかに田舎暮らしでは、家の中に子育てできる人がいることも多く、
施設に預けるのは、学校へ入る準備のようななものなのでしょう。

意外だったのは、1歳~5歳の子どもを持つ両親のうち、
僕らのように二人とも無職のところが、0.3%あるという事実。
2100人ほどの0.3%だから、6組はあると言うことです。
僕のような、すでに半分年金暮らしの人はいないと思うのですが、
豊かな田舎のことですから、自給自足でもされているのでしょうか?
僕にはそうした子育て状況の方が、知りたかった気がします。

今回もう一つ新鮮に思えたのは、市議会議員のチェックで、
「子ども・子育て会議」と同じく、細かくチェックされていました。
長々とした条例文や事業計画文に対して、その全文を丁寧に読み、
何かおかしなところがないかを、文章や内容の双方から判断するのです。
これには相応の知識と実体験が必要で、皆さんよくやっておられる。
できて当然ことかも知れませんが、表敬しておきたいと思います。