美しい鏡池とその周辺

イメージ 1
 
今回の妙高・戸隠行きで、最後に立ち寄ったのは、
もともと紅葉の名所として知られる、鏡池と周辺でした。
案内書には、小型車なら車で行けると書いてありましたし、
姫を連れて奥社往復をした僕は、明日の筋肉痛が心配で、
なるべくは車で、行けるところまで行ってみるつもりでした。

そば祭りで賑わうそば屋の脇を、案内に従って入っていくと、
僕のような軽四ならいいけど、普通車がすれ違うには厳しそうな、
狭い道路が続いて、その先に開けた場所に鏡池がありました。
すでに紅葉の盛りは過ぎて、閑散としているかと思ったら、
大勢の人が湖畔にくつろいで、静かな賑わいになっていました。

なるほど写真の通り、適度に大きくて全体が見渡せる池に、
戸隠山と九頭竜山が映り込んで、なんとも言えない美しさです。
車は湖畔から少し離れた場所に止めますから、音も静かで、
これで山々が紅葉であれば、いかばかり美しいかと想像されます。
日本各地の紅葉の名所の中でも、名にし負う名所と言えるでしょう。

少し離れて池を眺望する場所に、ガレットを食べさせてくれる、
「どんぐりハウス」があったので、中に入ってみました。
すでに午後の1時を過ぎていたので、食べてみたのですが、
ブルーベリーのガレットに、ヤマブドウの生ジュースを飲んで、
これがどちらも美味しくて、食べて正解だと思いました。

店内には手作りの、フォークレットなお土産が置いてあって、
妻は夢中で買い物をしていましたし、僕も目に入った手編み帽子を、
クリスマスプレゼント用に、一つ買い求めて店をあとにしました。
細い道路は引き返さずに、そのまま山の中をぐるりと回って、
帰路の白馬へ向けて、56号線へと入っていきました。

このあたりはたくさんの散策道があり、戸隠古道として、
整備されているようなので、ぜひいつか歩いてみたい所です。
姫がもう少し自分で歩けるようになって、一緒に回れたら、
もっといろんなものが見られて、楽しい旅になることでしょう。
適度に車が規制されて、歩く道が多いのが嬉しいですね。

それにしても今回驚いたのは、紅葉の盛りを過ぎた平日なのに、
戸隠奥社の参道にしても、鏡池周辺の散策道にしても、
大勢の人が途切れもせずに歩いており、大変な賑わいでした。
すでに退職した年齢の人も多かったけど、若い人もけっこういて、
生活スタイルが変化しているような、新鮮さを感じました。