第23回「妙なる畑の会」全国実践者の集い(1日目)

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9月27日(土)の午前11時に、大長谷交流センターで集合し、
僕らスタッフにとっても全国大会の、第一日目が始まりました。
すぐに会場準備をはじめて、大勢が一度に使える下足脱ぎ場を作り、
会場内にゴザを敷いて、周囲には椅子も並べておきました。
予約のあった人だけで270人を超えているし、その他にも何人か、
急遽参加したいと連絡があった人もあって、280人程の参加予定です。

交流センターでの準備を済ませたら、すぐに石黒家へ移動して、
持ってきたお弁当を食べながら、最後の打合せがありました。
それぞれの受け持ちをこなしながら、いよいよ受け入れ準備ですが、
幸いに天気がいいので、外にテントを用意する必要もありません。
僕は車で来た来場者に案内を渡す役で、それも手伝ってくれる人がいて、
会場入口で挨拶をしながら、皆さんのにこやかな顔を見ていました。

僕には2度目の全国大会ですが、田畑の現地を見学したことはないので、
来場者の顔を見ながら、自分がその人になったようにお迎えします。
なにしろ遠路はるばる来るのですから、楽しみではあっても疲れている、
それを元気にお迎えすることで、参加者にも元気に見ていただきたい。
そんな思いでお迎えして、集合場所や時間を案内していると、
来場者も笑顔になって、活き活きと挨拶をされるのが嬉しかったです。

14時に田んぼに集合して、さっそく拡声器を持った石黒さんによる、
田んぼの様子や区割り、何をどんな風に育てているか説明がありました。
それが済むと広い畑に移動して、どんな野菜を育てているのか、
山の中ならではの工夫なども含めて、時間いっぱい話をされていました。
話が終われば交流センターに移動ですが、この移動もスムーズで、
バスの人も自家用車の人も、滞りなく移動することが出来たようです。

石黒さんの家の中まで見学したり、家の裏手まで見学したり、
電気やガスを使わない暮らしを、物珍しく見学する人も多いのですが、
皆さん勝手に思い描いていたよりは、良い家に見えたようです。
電気やガスがないからと言って、それほど不自由な生活ではないし、
家もそれなりに立派で、文化的な暮らしができているのですから、
必要不可欠と言われるインフラとは何か、考える契機になったでしょう。

交流センターに移動してからは、ゴザの上に座っての話ですが、
石黒さんは精力的で、疲れを知らずに最後まで話を続けていました。
現地見学会後の質疑応答が終わると、本日のスケジュールはおしまいで、
そこでようやく石黒さんも、現地見学が無事に終わったことを喜び、
スタッフもホッとして、明日の準備のためにコミュニティセンターへ。
ここで2時間ほど準備作業をして、ようやく僕らも家に帰りました。