いちご狩りは大盛況

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先週紹介した、立野原観光農園のいちご狩りは、
今がピークとなって、大勢の客で賑わっていました。
お天気にも恵まれた週末は、次々に客が集まって、
先週と同じように、お昼にはいちごが無くなるので、
マルシェの方も、早めに店じまいとなるようです。
平日の方が、ゆっくりいちごが食べられます。

今年のいちごは、去年の植え付け時に苗不足となり、
急遽違う品種も使いましたが、やっぱり芳香早生がいい。
甘さも全然違うし、明らかに味わいがいいのです。
新しい品種は、どちらかと言えばハウス栽培用なので、
上の方へ向けて育つために、露地では傷つきやすい。
なにせいちごは傷に弱いので、背高品種は無理でした。

植え付け面積が小さかったこともあって、平日はいいけど、
土日に大勢の客が来ると、昼前にいちごが無くなって、
これが精一杯になって、客を断るしか無くなってしまう。
平日に関しては、ちょうどいい具合にさばけていたし、
お土産用のいちごも用意できたのに、週末は無理。
と言うことで、今後の課題は面積を広げることでしょう。

現在行われているいちご狩りが終われば、すぐにも、
来年用の作付けが始まるので、まずはいちご苗の確保です。
苗が確保できれば、次に植え付け畑の確保をして、
また新しい畑の準備で、一年の農作業が始まります。
ちゃんとやれば儲かる仕事ですが、就業者はいないし、
ちょうど忙しい時期が、田んぼと重なるので困るのです。

僕も少し手伝ってはいますが、今の時期は豆植や、
すぐにも田植えがあるので、いちごまで手が回りません。
もう十数年に渡って、何件もの農家を養ってきたいちご栽培、
さらに観光農園としてのノウハウは、絶やしたくないので、
早く一年を通して農作業のできる、担い手が欲しい。
やれば儲かるとわかっている、美味しい仕事なのです。