フクシマは今・・・

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放射能はコントロールされています」 
 
新聞テレビのニュースから、福島原発の名前は消えました。
今年3月11日の、津波3年目の特集においても、
放射能汚染が、その後どうなっているのかを知らせるものは、
ほとんど無くなり、多くの人は忘れたがっているようです。
だけど残念ながら、放射能汚染はまったく収束されていません。

ありがたいことに現代では、海外のメディアが作った特集が、
日本で簡単に見ることが出来るので、それが現状を教えてくれます。
特に海外テレビの特集番組は、日本政府に遠慮がないので、
政府に不都合な内容でも、真実をそのまま伝えてくれるのです。
いくつもある番組から、今日はドイツとフランスの特集を紹介します。

ドイツZDF 「フクシマの嘘 其の参」
http://www.youtube.com/watch?v=m2u-9eR-hC8&feature=youtu.be
 
(追記 : 3月19日時点で、このサイトは何者かによって削除されています。
しかし日本語吹き替え版が残っていますので、それを案内しておきます。
いずれはこれも、消されるかも知れませんので、早めに見てください。)

この番組の内容からは、福島原発の事故処理において暗躍する、
暴力団の手口やようすがわかりますが、3年間改善されていない。
むしろこうして使い捨てされた弱者が、新たな浮浪者となって、
福島県内に増えているのではないか、とさえ思われますが、
日本のマスコミでは、そんな問題を指摘されないのでしょうか。

フランスFR3放送「フクシマ・地球規模の汚染へ」
http://www.youtube.com/watch?v=6JdXl7Ol5_U

これを見れば、今の日本で何が行われているかがわかります。
例えば、街に設置したリアルタイム計測器の線量が高すぎるから、
表示値を直すように政府から指示があり、調整しているというのです。
住民の健康を考えれば、高い方の数値でこそ対応すべきなのに、
政府は最初から、住民を騙しても数値を低く発表したいのでしょう。

これら撮影クルーは、自ら現地に乗り込んで線量を図ることで、
政府の発表が、いかに作られたものであるかを見せているのです。
ドイツやフランスのテレビ局に出来て、なぜ日本では出来ないのか、
アベノ独裁が「コントロールされている」と言っているのは、
放射能のことではなく、新聞テレビのマスコミのことなのでしょう。

そのほかにも、たくさんの海外の番組が日本語の字幕付きで、
YouTubeなどに流されていますので、僕らは関心を失うことなく、
こうした情報を見て、正しい判断をしていく必要があると思います。
逃げることが必要なときもありますが、いつも逃げていては、
いつまでたっても、安住の地は得られないでしょう。