妻は料理教室へ

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結婚当初から、元々料理が得意とは言えない妻でした。
出産直後の3ヶ月間こそは、僕が料理を作っていましたが、
やがて少しずつ、妻が料理を作るようになりまして、
気が付けば毎日、工夫を凝らして様々な料理を作っています。
行き詰まれば僕も手伝おう、とは思っていたのですが、
図書館から借りてきた料理本や、ネットで調べたりして、
僕が知らない料理を次々に作るので、僕はもう手伝えません。

ありがたい誤算ですが、そのために犠牲になったものもあり、
台所の使い勝手は、すっかり妻の都合で整理されてしまったので、
僕にはもう、どこに何があるかもよくわからないのです。
食器と鍋類や包丁類の洗い物を、桶に一緒くたに放り込んで、
しかも水を張ってなかったりするのには、閉口しましたが、
何度も注意していては、意見される方もする方もイラつくので、
今では僕が気付いたときに水を入れ、注意しなくなりました。

それでも昼には昼の、夜には夜の食事を作っていますから、
片付けが悪くても、なんとかなればいいのだと思います。
しかも僕が以前から、やりたくてできなかった糀料理などを、
自分で調べては、塩糀、甘糀、醤油糀などをストックして、
いろんな料理に使っているようなので、とてもありがたいのです。
少しくらい感覚が違っても、やり方が違ってもいいでしょうし、
妻は妻なりに気にしているようで、なるべく早く片づけています。

あまり人付き合いが得意ではない妻なので、自分からどこか、
出掛けていって、グループに参加することは少なくて、
僕と一緒か、僕が行くように勧めたものだけ参加していました。
ところが最近では、お産の学校の付き合いから始まって、
子育てグループの付き合いが増え、今回は洋食の料理教室へ、
自分で申し込んで、姫と二人で行ってきたのです。
もちろん僕も賛成はしましたが、総て彼女の意志でした。

最近は映画の上映などでも、子ども連れを受け入れるなど、
子育て世代に対応して、様々な試みがあるようですから、
料理教室だって、子育てグループがやればいいのだと思います。
参加した皆さんは楽しかったようで、妻も嬉しそうに、
写真を撮ってきてくれたので、それを皆さんに紹介します。
今回は洋食のシェフを招いての、本格的な料理教室でしたから、
近いうちに、我が家でこの料理を食べられるのが楽しみです。