山の暮らし

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28日は、山へ餅つきに行っていました。
風邪で体調が悪く、行きたくなかったのですが、
玄米餅をつくために、4日前から水につけて準備して、
すっかり水を含んだミドリ米を、そのままには出来ません。
前日からの雪も積もって、さらに降り続けていたので、
妻子を連れて山へ行くのは危険と思い、一人で行きました。

案の定、国道359号線の安川の交差点から外輪野までに、
5件の車のトラブルがあって、パトカーも来ていました。
雪が圧雪されて、それが凍り付いて車を滑せたのでしょう。
うち4件は単独スリップで、道路脇に突っ込んだものですが、
1件は車同士がぶつかったようで、事故の当事者が、
車を降りて、寒そうに立ち話をしていたのです。

姫を危険な目に遭わせたくない、と思ってのことですが、
僕が単独事故でも、三人だけの家族ですから妻子は困ります。
こんな時は、たとえ爺婆でもいてくれたら安心でしょうが、
無いものねだりをするよりも、用心に越したことはないのです。
そこでまあ、危険な思いをするのは僕だけでいいってことで、
妻子は家で、お留守番をすることになったのです。

八尾に近づいてからは、国道ほど車の量が多くないので、
危険な圧雪状態もなく、いつもの山道に落ちついた感じでした。
大長谷のさらに奥で、石黒家へ行く途中の道路はこんな感じ。
電柱もないので、うっかりするとどこが道かわからなくなるので、
ゆっくり轍を見つけながら走るより、手立てがなくなります。
うっかりすれば、川に転落しないとも限らないのです。

だけど石黒家についてみれば、いつもと変わらない様子で、
次々に蒸し上がった米が運ばれ、餅つきの真っ最中なのです。
訪れる人も、件の圧雪された国道を通ってきた人以外は、
穏やかな様子で、雪景色さえ楽しんでいるようでした。
山の中でのこの穏やかな暮らしこそ、僕らが求めたもので、
生涯実現できないかも知れない、一つの憧れなのです。

さあ今日は、こんな事を書いてばかりいないで、
年賀状のデザインを決め、印刷しなければなりません。
今頃年賀状になったのは、やっぱり体調が悪かった所為で、
後回しにされた続けて、とうとう今日になってしまったのです。
今妻は、高校時代の友人の集まりに行っていますから、
帰ってくるまでに、印刷しておく予定なのですが・・・・