お人好しな日本人

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世界中の人から、働き蜂と言われ続けて、
それでもゆっくり休めずに、働き続ける人が、
僕らの国には、なんと多いことか!
就職難と言われて、やっと見つけた就職口で、
非人間的な扱いで働かされ、辞めることも出来ず、
過労で体をこわす人が、なんと多いことか!

世界に目を向ければ、国際的な経済破綻をしても、
自国民は暮らしを維持し、それどころか、
破綻前よりも、ゆったりした生活をする国だってある。
グローバル経済から、そっぽを向かれようと、
自分たちの暮らしを優先して、緊縮財政を拒否し、
そのまま暮らしている人々は、意外と多い。

日本の常識は、世界の非常識と言われながら、
その意味においてさえ、マスコミによる統制が行われ、
何が非常識なのかを、うまくコントロールされる。
まったく自分で考えたり、判断したり出来ない、
支配者に都合よく飼い慣らされた、家畜人によって、
政治経済が強固に支配された、不思議な国。

働いて働いて稼いだお金は、利権者に集まり、
それを一部の金融業界が押さえて、手放さない、
確固たる国体を維持して、国民が犠牲になっている。
辛うじて1600年の歴史が、文化となって、
この国の根幹をなしているから、政治経済だけでは、
そう簡単に滅びないにしても、嘆かわしい。

アメリカとの抗争が始まる前の日本を、思い出せば、
国民はもっとゆったりと、日々を暮らしており、
アメリカの進撃を、残念に思わずにはいられない。
黒船で不平等条約が結ばれてから、160年経っても、
日米地位協定によって、アメリカの属国のまま、
沖縄を犠牲にして、なんとか凌いでいるニッポン。

住民の多くが望まぬことを、憲法違反で守る権力で、
強引に従わせる、アベノ独裁は何を目指すのか、
虚言ばかりなのに、問いつめることも出来ないマスコミ。
市民を犠牲にし、国民を騙し続ける権力者たちは、
自分たちが何をしているか、わかっているのか、
まったくお人好しな、働き続ける人たちの住む国。

もっと自分を大切にして、マスコミに惑わされずに、
自分の暮らしを見直し、生き方をしっかり持って、
お金ではない日々の暮らしが、出来るようになればいい。
何が幸せかを見失えば、どこまでも権力に利用され、
幻の幸せを追って、働き続ける敷かなくなるけど、
ちゃんと世界が見えたなら、幸せはすぐそこにあるから。