また台風接近

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中心気圧945hPaの強い台風27号が、ゆっくり近づいて来たと思ったら、
そのあと発生した28号は、やや弱いながら後を追いかけて横に並び、
25日から26日に掛けて、日本中が大荒れの天気になりそうです。
前の台風で甚大な被害を被った東京都の大島は、事前に非難する人もいて、
今週末に掛けての台風の動きが、目を離せない状況になってきました。

それでなくても今年北陸の10月は、天気が不順で日照時間が短くて、
ハサ掛けした稲は取り込みが難しく、今もイセヒカリが干してあります。
このまま台風の雨が降り出せば、いつになったら乾くかわからなくなるので、
今日の夕方から降り出すとしている予報の、その前に取り込むために、
少しでも乾くタイミングを見計らって、昼に取り込みに行くつもりです。

台風が2本以上同時にあると、藤原効果とかで進路が不安定になり、
予測が難しくなるそうですから、なおさら台風に巻き込まれたくありません。
自然に寄り添って作物を作る自然農では、自然の災害に晒されやすく、
これをどう克服するかも、大きな課題と考えなければいけないでしょう。
昔の農家であれば、広い家の土間に取り込んだりして凌いのだでしょうか。

毎年11月の文化の日になれば、はや冬の気配が濃くなってくるので、
北風が寒い日も多くなり、最後のミドリ米は寒風に晒して干すことになります。
だけどまだ10月ですから、できれば暖かい太陽の陽射しで干したい。
そんな希望も、ペアの台風でまったく期待できなくなりそうですが、
それでもなんとか知恵を絞って、この危機を乗り越えなくてはなりません。

今日はこの後少し早い昼食をとって、主力米であるイセヒカリを、
山野と頼成で回収して、まずはこの脱穀を終わらせなくてはなりません。
それが終わってから、ヒゲ赤米の回収と脱穀も終わらせることができれば、
なんとか台風をやり過ごして、最後にミドリ米の稲刈りとハサ干しになります。
ミドリ米の脱穀をして全部の米を籾摺り出来るのは、11月中旬でしょうか。