親鸞聖人750回御遠忌大法要
井波町内の人は、全員修復費用の寄付をしているので、
記念品がいただける、案内葉書を受け取っています。
それをもって瑞泉寺に向かいましたが、駐車場は一杯で、
かなり離れたところまで、車を停めに行きました。
道路ばかり立派で、駐車場が小さいってことは、
長居をせずに、さっさと帰れと促しているのでしょうか?
その後も車が増え続けると、今度は路駐を整理して、
これじゃ早く来た人が、遠くに停めた理不尽を覚えます。
とまあ文句を言ってもしょうがないので、瑞泉寺へ行くと、
境内には赤い絨毯が敷かれて、お稚児さんの準備です。
お稚児さんもお金が必要なので、僕らには無関係で、
本堂へ行って、音楽法要というのを聴いてきました。
本堂内は、最近では見たことがないほど一杯の人で、
仏法のありがたさを歌詞にした歌が、合唱されていました。
しばらく聴いていましたが、次の用事があるので、
なにやらありがたい人の法話は聞かずに、帰路に就きます。
すたれたと言えども、瑞泉寺の威光は大したもので、
盛大な法要には、これだけの人が集まってくるのです。
本堂の大掛かりな修理も終わり、来年からは、
もっと瑞泉寺を使ったイベントが、増えてくるとのこと。
そうあってほしいと願いますが、社会活動として、
瑞泉寺はどこまで踏み込んで、活動をする気があるのか。
社会と遊離して、ありがたいだけの話なら面白くないので、
あまり過剰な期待はしないで、見守りたいと思います。
帰りに葉書を出して、記念品を受け取りましたが、
小さな箱に、赤い和蝋燭が10本入っているだけでした。
もちろん高額寄付者には、お弁当付きの手提げが用意され、
恭しい服装をした人たちが、それを受け取っていました。
やっぱり法要の沙汰も金次第・・・なのでしょうか。