親鸞聖人750回御遠忌大法要

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案内にあった表現をそのまま記せば、
「宗祖親鸞聖人750回御遠忌大法要 並
          本堂修復落慶法要 厳修」
とありまして、井波瑞泉寺で盛大な法要が、
10月4日から6日まで、三日間執り行われました。

井波町内の人は、全員修復費用の寄付をしているので、
記念品がいただける、案内葉書を受け取っています。
それをもって瑞泉寺に向かいましたが、駐車場は一杯で、
かなり離れたところまで、車を停めに行きました。
道路ばかり立派で、駐車場が小さいってことは、
長居をせずに、さっさと帰れと促しているのでしょうか?

その後も車が増え続けると、今度は路駐を整理して、
これじゃ早く来た人が、遠くに停めた理不尽を覚えます。
とまあ文句を言ってもしょうがないので、瑞泉寺へ行くと、
境内には赤い絨毯が敷かれて、お稚児さんの準備です。
お稚児さんもお金が必要なので、僕らには無関係で、
本堂へ行って、音楽法要というのを聴いてきました。

本堂内は、最近では見たことがないほど一杯の人で、
仏法のありがたさを歌詞にした歌が、合唱されていました。
しばらく聴いていましたが、次の用事があるので、
なにやらありがたい人の法話は聞かずに、帰路に就きます。
すたれたと言えども、瑞泉寺の威光は大したもので、
盛大な法要には、これだけの人が集まってくるのです。

本堂の大掛かりな修理も終わり、来年からは、
もっと瑞泉寺を使ったイベントが、増えてくるとのこと。
そうあってほしいと願いますが、社会活動として、
瑞泉寺はどこまで踏み込んで、活動をする気があるのか。
社会と遊離して、ありがたいだけの話なら面白くないので、
あまり過剰な期待はしないで、見守りたいと思います。

帰りに葉書を出して、記念品を受け取りましたが、
小さな箱に、赤い和蝋燭が10本入っているだけでした。
もちろん高額寄付者には、お弁当付きの手提げが用意され、
恭しい服装をした人たちが、それを受け取っていました。
やっぱり法要の沙汰も金次第・・・なのでしょうか。