イチゴ苗を移植

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去年から関わり始めたイチゴ園ですが、今年も連絡があって、
畑の世話を出来る人がいないので、なんとかならないかとのこと。
今はまだ組合形式を続けているのですが、組合員が少ないので、
一年を通して畑の運営管理ができる人を、まだ捜しているようです。
昨年関心を持ってくれた人たちは、収入が不安定なことを理由に、
畑作業を責任を持って引き受けてくれる人は、決まらなかったのです。

営業や経理の方は、紹介したナカミチさんが一年やってみて、
それなりに手応えを感じたようなので、これからも出来るでしょう。
実際にこの一年間で、そこそこ収入になることはわかったようで、
あとは畑での、イチゴの苗作りや畝づくりなどの農作業を、
一年を通して見てくれる、責任者がいなくて困っているのです。
僕は米作りをしていて、農繁期が重なるので引き受けられませんが、
こうして実際の農作業を、手伝う程度なら出来るのです。

そこで今のところ、農作業をマニュアル化しておくことで、
一年を計画的に運用できるようにして、誰かを雇用する計画です。
新規事業に対する助成金は、いろいろ利用できるので、
申請してうまく通れば、一年間一人の人を雇えるのですから、
今でも利益が出る事業であれば、来年も失敗しなければ黒字でしょう。
ただイチゴの作業は、年間を通して仕事があるわけではないので、
これを一年通しての仕事にしないと、人は雇えないのです。

だけど今の人たちの作業を見ていたら、いろいろ無駄も多いので、
農閑期にはマニュアルを整備したり、ちょっとした工夫をしたりで、
あまり大きく動かないで、利益確保を確実にすればいいのです。
たとえば農繁期は、一日9時間の週6日勤務にしておいて、
農閑期には、一日7時間の週4日勤務にしてもいいのではないか。
労働基準法に引っかからなければ、もっと極端でもいいのであって、
そのかわり年間契約で、途中の退職は違約金を設定すればいいのです。

そんなことを考えながら、イチゴの苗を苗床から取って、
写真のように根っこを泥団子でくるみ、畑に運んで植えていきます。
苗床の土を乾かさないように、1時間前に水を撒いてやれば、
あとは何も難しいことがないので、素人でもすぐに慣れるのです。
そして同じように、植え付ける畑の畝の作り方や植え付け幅なども、
写真と数値でマニュアル化しておけば、誰にでもできるのです。