城端で和美祭

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昨日は台風崩れの低気圧に、湿った空気が流れ込んで、
微妙な天気でしたが、城端では「和美祭」が行われました。
この祭りは、城端の商店街が企画主催したもので、
伝統的なお祭りとは違い、今回が初めてという催しでした。
商店街のスタンプラリーや、いくつものワークショップがあり、
和やきそば、シルクどんと焼き、わらび餅、ケバブなど、
ちょっと珍しい地物の飲食ブースも、楽しげでした。

でもって祭りのメインは、別院前の特設ステージで、
11時のオープニングから、17時45分のエンディングまで、
北野式年太鼓、YOSAKOI、歌謡ショー、かんから三味線など、
伝統的なお祭りとは違う、多彩な催しがあったようです。
僕らは別の用事があったので、まずオープニングの太鼓を見たあと、
昼の時間帯は出掛けていたので、見られませんでしたが、
午後3時頃に戻り、子どもたちのファッションショーを見ました。

ファッションショーと言っても、地元の子どもたちが、
浴衣姿で順番に出てくるのを、みんなで見ているだけでしたが、
これが一番多くの客を呼んだと言いますから、実にローカルです。
そのあとの時間には、デザイナーによるファッションショーも、
あったようですが、僕らはそれは見られませんでした。
妻の実家に寄って一休みして、そのまま家に帰ったのですが、
帰宅してまもなく、突風と共に大雨が降ったのが心配です。

時間的に見れば、エンディングフィナーレのあたりで、
突風と激しい雨に見舞われたのではないか、と思われるからです。
それでも台風の影響で、和美祭ができるかどうかも危うかったので、
オープニングからエンディングまで、中止にならずにできたのは、
スタッフ関係者一同、ほっと胸をなで下ろしたことでしょう。
商店街の賑わいを、何によって取り戻すかを考える時、
こうしたイベントは、これからも増えていくのかも知れません。

商店街を歩くと、実は新しいお店も開店しており、
オーナーは余所から来た人で、この町が好きなのだとか。
町の人も入れ替わりながら、新しい人たちで賑わってこそ、
商店街も続いていくでしょうし、住んで楽しい街になるでしょう。
大規模な開発など過去のもので、今は今あるものを大切に、
人々が楽しい会話をして行き交える、素朴な街になって欲しい。
そんな試みであれば、来年からも続いて欲しいと思うのです。