交通安全協会

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井波幹部交番所長の話
 
南砺市交通安全協会の、井波支部総会がありまして、
僕は今年、その交通安全協会員として参加してきました。
交通安全協会って、いったい何をする団体なのか?
もちろん交通安全に関する事業を、やるのでしょうが、
今のところ僕に託された仕事は、賛助金の集金です。

自動車の免許証を更新する時に、あたりまえのように、
いくばくかのお金を、賛助金として取られますが、
これは強制ではないので、支払わないでも構いません。
同じように町内で集金する賛助金も、強制ではないので、
支払いたくない人は、支払わなくてもいいものです。
この曖昧さが、集金する人には苦労の種になりそうです。

お寺や神社の、様々な寄付金などと同じように、
町内の人がお願いに回ってくれば、断るのは難しい。
顔なじみの人に対して、理屈で断るのはイヤなもので、
なるべく穏便に済ませたい、と思うのが人の常です。
町内での賛助金の集金は、この人の良さを利用している。

同じ町内に住んでいながら、支払わない人もいて、
これがなんともスッキリしない、ごね得感があるのです。
そもそもどうして、町内会が安全協会の集金をするのか?
賛助金の集金を町内会でするのは、なんだか腑に落ちない。
しかも収める人と収めない人がいて、車の所有台数も、
正直に申告する人と、そうでない人がいるから困るのです。

そんなことを考えながら、井波支部総会に参加しましたが、
井波幹部交番の所長のお話は、とてもためになるものでした。
お年寄りが被害者となる、道路横断中の事故が増えていますが、
左ではなく、右側から道路を横断して来る人が気付きにくく、
はねられる人の多くは、右側から来る人と聞いて納得です。

夜間など左端の人は用心しても、右から来る人は気付きにくい。
また酔っぱらって自転車に乗り、転んで亡くなるなど、
高齢者の自転車事故が増えているのも、最近の特徴とかで、
これはもう、なるべくなら近づきたくないものの代表でしょう。
こうしたためになるお話を聞けるのは、ありがたいけど、
賛助金の集金は、いい加減やめさせてもらいたい気がします。