パッカ~ン

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地域や年代によって、ボン菓子、ドン菓子、ポンポン菓子、
さらには、こめはぜ、ばくだん、等々、いろんな呼び方があって、
僕らの町の僕の年代では、パッカ~ンと呼んでいたような。
懐かしいお菓子ですが、同じ南砺市で無農薬・無化学肥料を、
すでに30年間続けている、荒田清耕さんが今も作っています。
今回は、先日のほのぼのマルシェの日に買ったものを、
皆さんに紹介したくて、食べかけですが写真に撮ってみました。

ここに紹介した玄米も黒豆も、荒田さんが自分で作ったもので、
特にお米は、アイガモを使って草を取っていることから、
「アイガモ米」として、知る人ぞ知る貴重なお米になっています。
そんなお米を、フィリピンの有機自作農組合から仕入れた、
無農薬黒砂糖でまぶして、穀類膨張機に掛けたものがこちら。
パッカ~ン他の名称は、たいてい作る時に出る音が大きいので、
そこから取って、そのまま名前にしているのだと思います。

今の世の中には、手換え品換えスイーツが大量に出回って、
僕の妻なんか、チラシ広告をジッと見詰めたまま目が離せません。
だけど母乳育児に、糖分の高い甘いものは厳禁なので、
なるべくスイーツは、食べないようにしている?のですが、
子どもを見に来てくれる人が、次々に持ってきてくれてしまいます。
それを食べるなとも言えず、僕もスイーツは嫌いではないので、
食べないどころか、毎日のように食べた時期もあるのです。

なんとか甘いものを食べすぎないように、添加物を避けるように、
と言うわけで、あらためて見直したのがこのパッカ~ンでした。
材料は米か黒豆と、有機黒糖だけと言う優れものですから、
何が入っているかわからない、市販のお菓子とは違いますし、
一粒が小さいので、ケーキのように大量に食べることもありません。
ちょうどカキピーのように、豆と米を混ぜて出しておき、
少しずつ食べていれば、それで何とか誤魔化せてしまいます。

さてこんなパッカ~ンですが、スーパーには売っていないし、
町のお菓子屋さんでも、あまり見かけなくなりました。
荒田さんは、食のイベントがあると持ってきて直売しますが、
これを売ったからと言って、儲かるわけでもないでしょうから、
たいがいフリーマーケットなどで、人に委託して販売します。
だけど製品には彼の名前住所、連絡先まで書いてありますから、
これを下に紹介しておきますから、欲しい人は連絡してみてください。

〒939-1534 富山県南砺市広安323 荒田清耕
電話:0763-22-2908