ありがとうございました!

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昨日は午前中に自然農があって、午後3時半に帰宅。
すぐに姫を風呂に入れて、スクリーンなどの準備をして、
5時半には会場準備をするのですが、スタッフがいないので、
急遽助っ人を一人お願いして、道具を持って会場へ行きました。
準備が十分ではないので、スタッフの都合も付かないまま、
それでも関心のある人たちと、この映画を見たかったのです。

初めての会場で、スクリーンもプロジェクターも自前で、
会場内に入ってくる通路の明かりを、遮光する必要もあって、
こんなに手間の掛かる会場だと、事前にわかっていたら、
文化会館の視聴覚室にした方が、良かったかもしれません。
ショッピングセンターだから、買い物帰りの人が寄ってくれる・・・
なんて事は、やっぱり期待してはいけないことなんでしょう。
観客のほとんどは、直接連絡を取った人の顔ばかりだったのです。

砺波市の宝田さん曰く、こうしたドキュメンタリーなどは、
内容を知ってさえいれば、遠くからでも見に来るのだし、
安いから見に来るわけではないから、安くしない方がいいとの意見。
まったくその通りかも知れない、と思いながらの上映会となって、
チケットを買ってくれた人は、40人近くいたのですから、
会場に来て一緒に映画を見たのは、およそ30人ほどの人ってことは、
チケットを買っていながら、今日を忘れている人もいるでしょうね。

上映を終えて、少し意見交換をしたいと思って声を掛けたら、
18人の人が残って、様々な意見を聞かせてもらうことが出来ました。
映画を見るだけではなく、見て感じたことを人に話すことで、
感じた内容を再確認すると共に、他の人の違う意見を聞くことで、
1本の映画が、それ以上の広がりを持ってみえたりします。
特にドキュメンタリーの場合は、何かを学ぼうとするわけですから、
この学びの枠を、大きく広げてくれることにもなるでしょう。

残ってくれた18人は、それぞれ自分の意見を持っていて、
みなさんが感じたことや意見を聞きながら、僕もコメントしました。
おおかたは好意的な意見で、自分の身につまされた意見もありましたが、
中には納得できなくて、こんな風にはいかない自分を話す人もいます。
そして面白いのは、次々に出てくる意見を聞いているうちに、
そのいずれかの意見には、自分が共感する内容に聞こえてきて、
あらためて、自分の気持ちを整理するのに役立つことです。

そしてこうしたイベントの面白さとは、やってみないとわからない、
聞いてみないとわからない、多くの人の意見が聞けることで、
むしろ映画の方は、そのきっかけ材料でしかないのかも知れません。
一つのきっかけとして「Happy」の映画は、十分に役割を果たし、
その後の意見交換は、とても興味深いものになった気がするのです。
わざわざ会場へ足を運んでいただいた皆さん、ありがとうございました。