自家製・干し柿

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今ではいろんなものを、自家製で作っていますが、
今年初めて作ったものに、干し柿とカブラ寿司があります。
カブラ寿司は妻が作って、僕はタッチしませんでしたが、
干し柿の方は試みに、二人で協力して作ってみました。
あまり上手ではありませんが、なんとか干し柿らしくなり、
見てのとおりに、出来上がったのがありがたいです。

生活を楽しむには、何でも自分で挑戦するのが一番で、
彼女は一緒に暮らすようになってから、編み物も始めて、
すでにマフラーと帽子を編み上げ、今は靴下に挑戦中です。
さらに赤ん坊用に、何枚か肌着を作っていたのですが、
裁縫などやったことがない、と言う割には上手なようで、
出来上がりを一度洗濯して干したら、既製品と変わりません。

赤ちゃん用品は、服でも下着でも結構な値がしますが、
たいがいは2~3ヶ月で小さくなるから、数多くは必要ない。
と言っても頻繁に着替えるだろうから、何枚かは必要で、
最終的に足りなければ買うとして、最低限のものは、
自分で作って用意しておきたいのが、本当のところでしょう。
そこで彼女は、四苦八苦しながら小さな服を作るのですが、
これがなかなか楽しいようで、夢中になって作っていました。

去年はサツマイモが、大量に収穫できたにもかかわらず、
半分以上を腐らせてしまった、苦い経験があるので、
今年は出来れば、干し芋にも挑戦してみたいと思っています。
最低限食べるだけなら、なんとか自給は難しくないでしょうが、
出来ればやっぱり、いろんな美味しいものを食べたいので、
少しずつ新しいものに挑戦して、レパートリーを増やします。

衣食住の衣の方は、まず赤ん坊の衣類を手縫いすることで、
食の方は今まで通り、なるべく自給自足を目指しての自然農で、
そして住の方は、少しずつ家をメンテナンスしての暮らしですが、
実のところ一番心配なのは、家の将来かも知れません。
人生での一番大きな買い物は「家」と言われているくらい、
住居に掛かるお金は高額で、僕らに建て直す資金はありません。

だけどそれも、現代のように空き家が増えてきていると、
わざわざ建てなくても、使える家はありそうにも思うのです。
次々に箱ものが建てられ、次々に新しい家や事務所が作られて、
気が付けば利用する人は減り、空いた家がたくさんある。
この状況でさらに新しい家を建てるのは、資源の無駄だから、
使える空き家を大切に回して、労力はもっと他の所へ、
新しい社会建設に向ければいい、と思うのですが・・・