福野・歳の大市

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毎年恒例になっている、福野町「歳の大市」がありました。
今朝は今季一番の寒さで、氷点下6度の予報通りに、
朝は道路のあちこちが凍り、車もスリップしながら走ります。
なんとか福野に辿り着いて、歩き出してみたところが、
安心して歩けないくらい、歩道も完全に凍っているのです。

町内の人たちも、滑らないように注意を促すのですが、
氷を溶かそうとして撒いたお湯が、またすぐに凍ってしまい、
朝9時を過ぎても、あちこちで滑って転ぶ人が後を絶ちません。
僕らも恐る恐る歩きながら、干し芋やネギなどを買って、
長居はしないで、そうそうに引き返して帰ってきてしまいました。

途中の道筋は、寒さが厳しいせいか雪景色がとても綺麗で、
何度か写真に撮りたかったのですが、路肩に寄せて車を止めると、
よけていく車が滑って危ないので、まっすぐ走って帰宅です。
快晴だったせいで、放射冷熱も加わった寒さだったのでしょうが、
今年は12月に雪も多く、ここまで寒くなると1月が心配です。

たくさん並んでいた出店の中で、何枚か写真を撮りましたが、
羽子板や飾り物に目が行ったので、これを紹介しておきましょう。
東京にいた頃は、酉の市や羽子板市などでよくみたものですが、
田舎へ戻ってからは、滅多に見なくなった飾り物が懐かしい。
杵臼などのお店も出ていて、お正月の近さを感じました。

昔はこうした市で、年の瀬の買い物をして正月の準備をする。
でも今では、年中休みなくマーケットは開いているので、
ありがたさもないし、出掛けてくる人もグッと少なくなりました。
それでも何か、こうした賑わいがあると嬉しくなってくるし、
売っている人との掛け合いが、お楽しみの一つでもあるのです。