議員にしたい人
来月の南砺市議会議員選挙に向けて、事実上の前哨戦が始まっています。
以前にも書いた通り、今回は選挙制度が変わって1つの大選挙区になりますから、
過去の得票数がそのままでは、当選できるかどうかが怪しくなってしまうようです。
議員定数も減りますし、もう立候補をやめる人や新しく立候補する人もいて、
最終的に何人が立候補するかわかりませんが、選挙戦になることは間違いないでしょう。
そこで少しでも票を確定しておきたい候補者が、活動を始めていると思われます。
以前にも書いた通り、今回は選挙制度が変わって1つの大選挙区になりますから、
過去の得票数がそのままでは、当選できるかどうかが怪しくなってしまうようです。
議員定数も減りますし、もう立候補をやめる人や新しく立候補する人もいて、
最終的に何人が立候補するかわかりませんが、選挙戦になることは間違いないでしょう。
そこで少しでも票を確定しておきたい候補者が、活動を始めていると思われます。
僕としては、南砺市議会に自民クラブ以外の市民会派が出来たことによって、
選挙の時にも選択肢が出来たことで、民意が問われる選挙になると思っています。
しかしながら多くの人の話を聞くと、実際には立候補する人には票田があって、
今回の選挙では、最終的にはその票を奪い合う選挙になると見られています。
前回の選挙結果から見ると、1000票+αが当落の分かれ目になりそうで、
市民会派の人は、どちらかと言えばこのギリギリのライン上にいる人が多い。
実は残念ながら、せっかく南砺市に出来た議員選挙の選択肢について言えば、
こうした新しく活躍した人たちが、必ずしも票を集められるとは限らないようです。
たとえば僕が市民活動をする時にお世話になっている、蓮沼晃一議員などは、
他の誰と比べても議会活動に熱心で、勉強もよくしているから知識もある。
南砺市の政策や過去の資料など、南砺市に関するわからないことがあるときは、
彼の所へ行きさえすれば、どんな資料でも探し出して見つけてくれます。
政策論争や代表質問も多く、議会の内外で大活躍をしている人でもありますし、
少数5人ではあっても、市民会派の代表でもありますから期待も大きい。
と思っていたら、誰に聞いても今度の選挙で彼の当選は簡単ではないと言いますから、
これはやはり相当難しい選挙になると、覚悟をして立候補しているようです。
事務局の人の話では、南砺市ではまだ議会活動が票には結びつかないとのことで、
いくらいい仕事をしていても、それで投票してもらえるわけではないのだそうです。
それならいったい何をもって、投票する人を決めるのかってことになりますが、
いわゆる知名度であって、それぞれの地域で押している人になるようです。
これをなんとか変えて、選挙公約やマニフェストで選べるようにしたいのですが、
そんな風に考えて投票するには、立候補する人が何者かもわからない現実があります。
大都市圏と違って、南砺市のような小さな田舎の議員選挙に立候補する人は、
マスコミに出るわけでもなく、普段何をしている人かもわかりません。
僕らは常識的に考えれば、そんな何者かもわからない人には投票できないので、
どうしても身近に知っている人を、投票することになってしまうのでしょう。
自分が住んでいる地域の自治会で押す人であれば、公約も政策も二の次になって、
近くの地元の人を応援したくなるのは、やむを得ないところなのでしょう。
まして仕事や行事でお世話になっている人であれば、ついその人に投票してしまう。
これをどうやって、公約や政策で選ぶように変えていけるかが難しいのです。