日々南砺

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今年3期生の、七転び八起き塾生が作った、
くつろぎライフマガジン「日々南砺」ですが、
あらためて見て面白いので、紹介しておきます。
それはたぶん、発行に当たっての言葉の通り、
「子どものころ、自分の住んでいるまちは宇宙に匹敵するくらい、
 楽しい遊び場だったと思うのです。」と言うことで、
読んでいる内容に、思い当たるものがいろいろとあるからです。

僕は南砺市でも井波の住民ですが、その井波からは、
武田甘泉堂が紹介されて、これがまたなんとも懐かしい。
今井波の代表的なお菓子と言えば、田舎饅頭があって、
これはこれで僕も大好きで、美味しいのですが、
なにしろ甘泉堂の一歩菓子(いちぶがし)は、
僕が子どもの頃からあった、それは懐かしいお菓子です。
でも当時は高級すぎて、あまり食べた記憶はないのですが・・・

写真がいい感じなのも、この「日々南砺」の特色で、
全ページにたっぷりの写真や、イラストが満載で、
ページ全体のカラーコーディネートも、いい感じです。
全部で30ページの、薄っぺらな小冊子マガジンですから、
それほど読むところはなさそうなものですが、どっこい、
ぶらぶら歩きに最適な情報が、「南砺ぶらんニング」になっていたり、
「南砺人」「井波物語」など、読みどころはたくさんありました。

編集スタッフは総勢12人で、みんな素人ばかりですが、
これだけしっかり編集できていれば、十分にやっていけるでしょう。
ただ今回は南砺市から予算が出たので、フリーペーパーとして、
来年の三月までに、あと2~3回は発行できるでしょうが、
それで終わってしまうとしたら、少々もったいない気もします。
上畠アートのこととか、利賀百姓塾のことなども興味深いし、
だれか中心メンバーが残って、継続させることも考えて欲しい。

七転び八起き塾の一期生が作った「なんとの日」は、
今でも7月10日で、市民に根ざしつつありますからね。
市の予算も道路や建物より、こんな事業に使ってもらえば、
面白く一体感を育てることが、出来るんじゃないかと思います。
次回は9月に、「南砺の祭りごと」を特集するそうで、
これも楽しみにしていますが、古いものを新しい視点で見る、
このコンセプトを失わずに、楽しい「日々南砺」にしてくださいね!