元気なインターネット市民塾

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富山県の、ICT活用ふるさと学習コミュニティ活性化事業として、
インターネットを使った、ふるさとプロジェクトがあるのですが、
その中の一つ「I LOVE 南砺」ふるさとコミュニティに参加してきました。
今回は、~南砺マイナーツーリズム 中間発表会~ ってことで、
前回立ち上げた「南砺マイナーツーリズムプロジェクト」の進展発表です。

プロジェクトは以下の通り、
(1)Ilove 南砺
(2)チームjapan(漆)
(3)轍(わだち)
(4)万華鏡
(5)こうじーず
(6)熊と南斗六星をながめる会

6種類あって、僕らは3番目の「轍(わだち)」です。

それぞれ趣向を凝らした、面白い企画が披露されましたが、
僕らの轍企画は、自転車を使って南砺市の田園部を回るもので、
散居村や、古い伝統文化の多い南砺市を見て回るにはちょうどいい、
ちょっとスローで、人間の身の丈にあったツアーの企画です。
他のグループでは、皆さんパソコンを使った企画説明でしたが、
僕らはすべてアナログで、パソコンは使わずにお話しをしました。

企画の内容は、城端から井口、井波を経て、福野まで、
自転車でサイクリングをして、福野から城端線城端まで戻る、
その間に、いくつも見て回るポイントを用意してツアーにします。
特に今回は、桜の季節にゆっくり花見をしながら回る企画で、
南砺市城端庁舎をスタート地点にして、城端ビール、稲塚徳治郎家、
赤祖父湖、円筒分水地、正覚寺大杉、よいとこ井波、地蔵巡り、
旧井波駅舎、高瀬神社、農業高校を回って、福野駅に至る企画です。

今回は企画の中間発表とのことでしたが、現地視察や確認をするには、
雪が多すぎてチェックしようがなかったこともあり、不備なものでした。
桜の季節までに企画を整えるには、雪解け次第ってこともあり、
3月の最終企画報告までに間に合うのかどうか、怪しいところです。
それでもこうして様々な人が、一堂に会して話し合うのは楽しいことで、
そのおかげで、僕らだけの案では出てこなかった福野農学校のことも、
ツアーの途中で、回った方がいいってことも気付かされたのです。

インターネット市民塾ですから、普段はネット上の付き合いですが、
こうして一堂に会して話をすれば、それだけで人の繋がりは深くなります。
桜の季節に、本当にツアーが出来るかどうかはわかりませんが、
この企画の延長上には、公共交通機関の自転車乗り入れの懸案もあり、
長い目で南砺市の将来を考えるときに、大切な視点になってきます。
そうした広く長い視点を持った企画として、考えてほしかったのですが、
この市民塾は熱心な人が多く、皆さんの企画もどうなるか楽しみです。