旧暦で初釜

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大玉生の森家は、年中行事を旧暦で動いており、
今日は初釜と言うことで、僕も参加してきました。
男3人、女6人、子ども2人が集まって、
女性は4人が和服で、そのうち3人がこの通り。
若い女性が着物姿でいるのは、いいもんですね!

参加と言っても、お茶の作法はほとんどわからず、
知ってる人に合わせて、僕らは右習えで真似るだけ。
真面目にやればやるほど、笑うしかない茶会でしたが、
用意された和菓子も抹茶も美味しくて、なんか幸せ!
僕らもちゃんと作法を覚えて、またやりたい。

外は大雪で、僕の軽四では家まで行くのが危険なので、
国道沿いのホタルの里まで、迎えに来てもらって、
なんとか家まで行きましたが、さすがに雪深い地域です。
除雪車が通った後は、両側が2メートル以上の雪壁で、
大きな家の中も、雪に覆われてうっすらと暗い。

大長谷の石黒家と違い、大玉生の森家には電気があるけど、
暖房は基本的に薪ストーブで、電気は少ししか使わない。
室内の照明も、生活に支障がない程度しかないので、
フラッシュのない僕の携帯カメラでは、この程度、
薄暗いぼんやりした写真ですが、不自由はありません。

用もない場所まで煌々と照らして、暖房にまで電気を使う、
その挙げ句に電気が足りないなんて、どうかしている。
そんな無用なエネルギー浪費のために、原発を稼働して、
事故を起こして、広大な地域の人が迷惑を被っても、
誰も刑事責任も問われない、ノーテンキな国です。

そして森家の場合も石黒家の場合も、出てくる食べ物は、
みんな自然のものばかりで、人工甘味料どころか、
料理に砂糖なんか使わないのも、感心します。
今日食べた黒平豆も、砂糖を使わずに煮てあったし、
小豆を使ったデザートも、砂糖を使ってないのが嬉しい!