当たらない天気予報
吹雪のクリスマス寒波、と予報されていたので、
すっかりその気で、大雪を覚悟していたのですが、
真夜中に少し降ったものの、今はすっかり晴れています。
除雪せずに出掛けられるのは、ありがたいことですが、
それにしても、今年の天気予報は当たりませんでしたね。
すっかりその気で、大雪を覚悟していたのですが、
真夜中に少し降ったものの、今はすっかり晴れています。
除雪せずに出掛けられるのは、ありがたいことですが、
それにしても、今年の天気予報は当たりませんでしたね。
過去のデータ通りに予想すれば、そうなったのが、
猛暑や豪雨や豪雪ばかりではなく、毎日の気象までが、
すでに以前のデータからは、予想できなくなっているのか?
そんな風に思わせるほど、予想が外れることが多かった。
世界の気象の様子を見れば、異常気象は激しさを増しており、
来年はさらに何が起きるかわからない、怖さも感じます。
こうした異常気象の原因が、人間の経済活動に起因すると、
多くの研究結果が指摘していても、止められはしない。
経済拡大をしないと、社会が成り立たないと信じ込んで、
国から地方自治体まで、せっせと経済拡大を目論んでいます。
この「突進する価値観」を抜け出さないことには、
人類社会は、そお遠くない時期に破綻してしまうでしょう。
すでにアメリカ型の成長が、持続しないものだとわかり、
世界中で新しい豊かさのモデルが、模索される中で、
経済成長そのものを疑問視する「脱成長」が検討されています。
この考えが認められるには、非戦の戦争抑止と同じように、
戦うことを否定する、即ち経済成長を否定する思想が必要で、
お金の問題はお金で解決できないと、認識しなければなりません。
これができない限り、必ずどこかで環境破壊は進み、
世界中に異常気象がおきて、エネルギー供給は逼迫する。
これらは全部繋がっているので、悪循環を断ち切らないなら、
どんな対策も意味をなさないし、解決などするはずもない。
むしろ何かをすればするほど、新たな問題を生み出すでしょう。
解決するには、新しい豊かさを知る必要があるのです。
経済成長→環境悪化→対策経済成長→新たな問題・・・ではなく、
人々が問題を起こさない生き方をする中で、幸せを見つける、
豊かさの方向性を変える必要があり、それ以外に解決はないのです。
すでに問題を起こすとわかっている、古い成長の価値観から脱して、
持続可能な循環型社会の中で、豊かさを見定める必要があるのです。