南砺市環境基本計画・市民会議
正式には「南砺市環境基本計画 市民ワーキンググループ会議」から、
参加依頼案内がありましたので、まずは内容を聞きに行ってきました。
かねてより南砺市総合計画策定委員会で、環境基本計画に対して、
個人的な要望・意見を言ってきましたので、お誘いいただいたのでしょう。
11人の市民ワーキング委員の他に、審議会委員も2人参加されており、
内2人が欠席されていたので、全員で11人によるワークでした。
参加依頼案内がありましたので、まずは内容を聞きに行ってきました。
かねてより南砺市総合計画策定委員会で、環境基本計画に対して、
個人的な要望・意見を言ってきましたので、お誘いいただいたのでしょう。
11人の市民ワーキング委員の他に、審議会委員も2人参加されており、
内2人が欠席されていたので、全員で11人によるワークでした。
計画策定コンサルタントによる進行で、ワールドカフェ・スタイルを取り、
南砺市を【市街地・中心部】【散居村・農村】【五箇山地方・山間地】に分けて、
現状の強み(シンボル・魅力・誇るべき所)と、弱味(心配事・改善点)を考える。
すでにどこかでやってきたような内容ですが、今回は行政からの動きで、
来年度中に具体的な計画案を取り纏める、スケジュールの一環です。
市民活動の場合、うまく纏められなければそれで終わってしまいますが、
行政の場合は、ちゃんと方向を定めないと間違ったことを実行してしまいます。
そんな重要な行程の中での、市民ワーキング会議に参加するわけですから、
言うべき意見だけは、漏らさずに伝えておく必要があると思いました。
どのように選考されたメンバーかは知りませんが、参加者は皆熱心な人たちで、
意見を出し合う時間帯は常に発言が続いて、活発な議論がされていました。
僕もいくつか、押さえておきたいポイントを上げておきましたので、
いちおう指名された役割は、担うことができただろうと思っています。
ちなみに、環境基本計画の理念は、
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生まれてよかった、住んでよかった南砺市に
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と言うことで、これは「市民協働のまちづくり条例」の前文にもあり、
これから将来の南砺市を考える理念として、統一されてきたようです。
基本目標としては、
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●世界文化遺産・合掌の里にふさわしい山村へ
●屋敷林につつまれて暮らす農村環境を守る
●みんなで育てる風格のある美しい街づくりを
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この3点を掲げ、さらに施策の基本方向として、
次の5つが列挙されていました。
(1)生活環境の保全・・・おいしい空気や水を汚染させない。
(2)自然環境の保全・・・生態系豊かな美しい自然環境を守る。
(3)都市景観の保全・・・歴史的文化財が豊かな景観を創造する。
(4)環境教育の実践・・・地域の環境を大切にする人材を育成する。
(5)資源循環型社会の構築・・資源やエネルギーの循環を実践する。
こうした基本内容に添って、全員で意見を出し合ったのですが、
僕の方からも、いくつか押さえて欲しい点を意見出ししておきました。
それは主に、循環型社会を作るために必要な具体的構想であると同時に、
市民が気持ちよく暮らせるための、道筋を考えたものでもあり、
将来僕らの子孫が、幸せに暮らせるための環境作りを考えたものです。
★持続可能な自然資源の有効活用を促進する。
★水や空気の基本的な資源が汚染されない環境づくり。
★新規に農的生活を望む人に対する受け入れ体制づくり。
★空き家や遊休耕作地を資源として活用する。
★資源を循環させる衣食住の伝統文化を再生させる。
★住民の誰もが自分の役割を持てる地域づくり。
今回は僕にとって、第1回目の集まりでしたので、
これからさらに考えを深め、意見を出していこうと思います。