風邪ひいてダウン

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先日から、バタバタとあわただしくしている内に、
喉の奥に風邪菌が引っかかっているのを感じていましたが、
石田先生の講演会が終わるまではと、緊張感で鎮めていました。
そして予感通り、日曜日の夜には風邪を発症して、
昨日は一日中、ほぼ寝込む状態で絶不調になりました。

もともと体が丈夫なわけではなく、むしろ子どもの頃は、
ちゃんと成人できるのかどうか、心配なほどひ弱だったので、
今はやりたいことができることに、感謝の気持ちが強くあります。
それでも今年は、何かと無理をしてやることを増やしたので、
昔のアトピーがぶり返したり、歯がおかしくなったり、
その上での風邪でダウンなので、だいぶ体にこたえています。

面白いことに、やりたいことがすでに明確だからと言って、
無理をしてやれば、主体が保てないほどに抵抗が強くなってくる。
これは体の健康においても、市民活動においても同じことで、
まったく不思議なくらい、すべては繋がって一つだと知れるのです。
自分の体に起きる異常が、社会に起きている異常と同じだなんて、
常識教養のある人ほど笑うでしょうが、これは身体的実感です。

人の繋がりが増えれば、対応すべきことも増えますが、
それとて、すべてが思うようにできるわけではありません。
まして社会的な間違いを正そうとすれば、粘りつく液体の中から、
重い体を引きずるように、抜け出す気力と努力が必要です。
風邪でダウンした体で、ふとんから抜け出して動くのと同じ、
気力と努力を必要とするのは、社会も病んでいるからでしょう。

病みを克服するのは、最終的には自力なのでしょうが、
人はいつもいつも、それほど自力で立ち上がれるほど強くない。
だけどありがたいことに、人には愛があるから寄り添えるし、
愛があるから、どんな苦労も報われることができます。
市民活動だって同じことで、統計を見れば悲観的なことだって、
地域を愛し、地域の人々と繋がれば見える地平もあるのです。

4日の講演会と意見交換で見えてきたことは、やはり多くの人は、
自分では気づいていない深層で、既成価値観に縛られている。
これを克服するのは、いかに困難でやっかいを伴うかと言うことです。
それでも神の采配か、現状の構図がどんなものかは見えたので、
この中から、祝福すべきものを育てていく道筋は見えました。

さあ、また一歩先へ!
新しい世界を楽しみに生きましょう♪