秋の空

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女心と秋の空とか、男心と秋の空とか、
どちらも言いますから、男心も女心も秋の空?
この秋空は、お天気の変わりやすさも言いますが、
見方を変えれば、天高く澄み切って美しい!
そんな心の有り様とも言えるから、イヤでもない。

しかもこの場合の、男心とか女心とかは、
恋心の移り気を言う場合が、多いでしょうけど、
これには二通りの意味があって、混同されがちです。
一つは、本当に好きになったり嫌いになったりしてしまう、
いわゆる心変わりを言いますが、もう一つの移り気は、
好きであるにも関わらずに、嫌いだと言ってみたりする。

男と女の関係でわかりにくければ、子どもを見ればいい。
子どもはすぐに、周りの人を好きだ嫌いだと言うけど、
相手が自分のことに関心を持ってくれたら、気が変わって、
簡単にその人を、好きになってしまったりもする。
つまりは、自分に振り向いてほしいだけなのでしょう。

幼い子どもは、いないいないばあ!が大好きで、
ちょっと大きくなると、かくれんぼが大好きになる。
どちらの場合も、相手が自分を認めてくれることが大事で、
隠れるのは、見つけてほしい裏返しなんですから、
本当に見つからない隠れ方は、へたくそってものです。
ちょっと探して見つかるのが、上手な隠れ方なんですよ。

男と女も、本当に嫌いになってしまえば別れるしかない。
だけど相手の気持ちを確かめたくて、嫌いと言ってみたり、
無理難題を言って、困らせてみたりもするのでしょう。
そんな時は、しっかり困ってしまいましょう。
困って秋の空を見上げれば、美しさに心が奪われます。

秋の空は、どうしてこんなに美しいのでしょうか?
ぼんやりとした春とは違う、ギラギラした夏とも違う、
どんよりと重い冬の空とも大きく違って、美しい!
だから昔から、女心も男心も秋の空にたとえられる。
人を想いやる心を愛というなら、秋の空には愛が満ちて、
男と女を引き寄せ合い、幸せに満たしてくれる!
 

写真は、昨日の夕方5時頃に撮ったもの。
明日から10月ですね・・・