八日町で「縁カフェ」

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生活する町が、人間よりも車優先になってしまった結果、
道路作りも車が中心で、人間は危なっかしい存在になりました。
立派な道路が町を縦横に走り、人間は隅っこをゴキブリのように移動する。
少し言い過ぎでしょうが、最近の地方都市はみんなこんな感じで、
人々は車で家を出て外出するから、町中から人の姿が消えてしまった。

過疎の前に、人が住んでいても人の姿が見えない町が増えて、
若い世代を中心に、人の集まる場作りをしようという気運があります。
南砺市の予算まで付いた、「結ステーション」もその一つですし、
県から補助を得て始まった「ひとのま」のことは、すでに紹介しました。
そして今回紹介するもう一つの場作りは、完全に個人の私的なもので、
井波の八日町にオープンした、町屋の休けい所「縁カフェ」です。

オーナーはまだ若い女性で、平日の日中は会社勤めですから、
彼女が直接何かできるのは、週末か平日の夜だけになるでしょう。
そこで今回は、まず何かやってみたいと考えてアイデアを出し、
「あんたが主人公 de え縁カフェ」をやろうと提案したら、
そこは上品に「縁ごはんの会」として、やってみることになりました。

時は近々の明後日、17日夕方の6時45分から2時間程度、
持ち寄りで夕食を食べながら、凡人のお話を聞いてのお喋りです。
「凡人が語る☆凡人の哲学
  ~ふつーのヒトビトの半生から読み解く生き方のひけつ」
と大袈裟になってしまいましたが、要はお喋りの会に過ぎません。
ただ誰かの話を聞いて、それを材料にお話をするだけです。

なにしろ急に思いついての企画ですから、何も準備はないし、
十数人に連絡して、今のところ来てくれるのは5人程度ですから、
もう少し声掛けをしたとしても、10人は集まらないでしょう。
いいんです、それでいいんです。
少ない人数で、一人の人が生きてきた軌跡を聞いて話をする。
そして聞きたいことがあれば聞いて、人間性を深めていくことで、
凡人の哲学を深める、大きなきっかけになればいいと思っています。

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企画:「凡人が語る☆凡人の哲学」
内容:身近な人から、その人の半生を聞いて
   まったりといろんなお話をする会です。
日時:8月17日(水)夕方18:45~
場所:「縁カフェ」南砺市井波八日町3121
参加費:300円(古代米いりご飯とみそ汁付き)
   +一品、食べ物を持って来てください。
問い合わせ電話:0763-82-7750(川合)
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と言うわけで、
関心がある人は遠慮無く来てください!(*^_^*)

写真は井波八日町の様子で、
まだカーテンが引いてある左端が「縁カフェ」です。