兄の帰省

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12日より、兄が帰省しています。
普段は東京に住んでいて、年に一度か二度、
毎年お盆の時には、墓参りに帰省します。
田舎の長男として育ち、東京で公務員になって、
それでも、この地のお墓を大切にしている。

僕は田舎に住んでいても、お盆以外は墓へ行かず、
結局は、兄と一緒にお墓の掃除に行くだけです。
兄は典型的な長男で公務員だから、頭は固いのですが、
退職してからは、人の意見も聞くようになって、
僕にとっても、以前よりは話しやすくなりました。

ありがたいのは、会うときの出費は兄が出すことで、
今回の帰省に伴う食材の買い出しも、兄が全額出します。
だけど困るのは、料理などまったくできない人なので、
すべての食事を僕が用意しないといけないことです。
兄は料理上手な女性と結婚したのですが、離婚しています。

兄は免許証を持っていても、車を運転しないので、
兄が帰省しているあいだ、どこかへ出掛けるとなると、
全部僕が運転して行くので、けっこう疲れる。
家に帰って休む暇なく、また僕が食事の用意です。
これでは離婚の原因もわかる気がしますけど・・・(^_^;)

今回は、福光図書館や高岡瑞龍寺などへ連れて行って、
普段はご無沙汰の親戚の家にも、何軒か顔を出しました。
年に一度会うか会わないかの、疎遠な親戚ですが、
やはり年に一度会うか会わないかの兄と一緒に訪問して、
当たり障りのない気遣いを会話して、お盆が過ぎる。

母が気に入っていた、緑に囲まれた墓所は、
草も生い茂って、年に一度の掃除手入れも大変です。
兄か姉が来なければ、自分一人でやろうとは思わない。
それでも兄姉が来れば、せっせと掃除はするけど、
やっぱりお墓に対する思いは、ほとんど無いのです。