今年は二度梅雨?

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このところ天気が不安定で、なかなかスッキリと晴れません。
確か7月8日には、例年になく早い梅雨明けだと言われて、
気温は35度を超える真夏日となり、そのまま暑い日が続きました。
それが2週間後の22日頃から、雨曇りが続くようになって、
僕が住む南砺市では、激しく天気が早変わりしています。
安定して晴れる日はなく、一日の内でも晴れたり雨だったり、
激しいスコールで、近所で落雷による停電もありました。

そうしてみるとこの一週間は、梅雨に逆戻りしたような、
しかも昔のように穏やかな梅雨ではなく、熱帯の雨期のような、
激しい雨と晴れ間が交互に来る、北陸らしくない天気です。
カンカン照りの暑い日が続くのも困るけど、毎日こう湿度が高いと、
食べ物の管理にも気を遣うし、全身もだるくなってしまいます。
週間天気予報では、明後日の月曜日からは晴れが続くようで、
今度こそは、スッキリとさわやかな夏空が続いて欲しい。

自然農による収穫も、それなりにできてはいるのですが、
今年は本来の梅雨時期に雨が少なかったせいか、雑穀が少ない。
上手に育てている人にとっては、何でもないのでしょうが、
かなり自然まかせでいい加減な僕は、キュウリなども失敗でした。
トマト、ナス、インゲン豆などは、自給分は取れましたが、
大根、ニンジンなどの根菜類は、草に負けてしまったようで、
そのぶんニンニク、ラッキョウ、ジャガイモなどはいい出来です。

毎年保存食として作っている、ラッキョウの甘酢漬け、
ニンニクの醤油漬け、梅干しなどは順調にできたのですが、
草に負けやすい葉物については、十分には収穫できていません。
それでも何か食べ物はあるし、なんとか生きていられるから、
やっぱり現代は、平和で豊かな時代なんだなあ!って思います。
問題は、経済拡大優先による自然環境の破壊が止まらないことで、
その典型が原発事故ですから、はやく方向転換して欲しい。

「持続可能な循環型社会」なんて言葉も、数年前までは、
環境問題に特に関心がある人でもなければ、知らない人が多く、
説明するのに疲れたりもしましたが、3.11以後は変わってきました。
エコや節電を通して、経済拡大よりも大切なことがある!と、
多くの人が考えるようになって、社会の方向転換も始まっている。
これからさらに大きな抵抗があるでしょうが、それでも間違いなく、
新しい価値観による社会は、少しずつ広がっていくでしょう。