市民会議は大詰めです

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昨年7月から始まった、
「みんなで考える協働のまちづくり条例市民会議」は、
ほぼ1年掛かって、条例案の作成を終わらせました。
昨日はその最終調整の日でしたが、2時間の予定が30分延びて、
終わったのは、夜の9時半を回っていました。

この日僕は、朝の5時前に起きて、
6時前には、砺波頼成の畑で田植え作業をしており、
その後は福光馬畑にも回って、青大豆を植え付けたりと、
一年を通しても、数少ない忙しい一日でした。
おかげで夜の9時頃には、判断が鈍くなっていて、
いくつかの懸案に対する議論も、頭の中を素通りでした。

それでも、これまでの課程の中で多くのことは調整済みで、
僕がこの条例に盛り込みたかったことは、
やや修正されながらも、ほぼ希望通りに入っています。
これをもって良しとするのが、合議を重んじる民主主義でしょう。
そう思って、昨日は早く終わることを願う状態でした。

これから市の各方面代表による、策定委員会に諮られるので、
7月中は市民会議のリーダーたちが、説明役になります。
その後8月に修正討議があって、9月にはパブリックコメント
10月に最終調整をして、12月議会に上程されます。
丸一年の月日を掛けて議論した内容が、半年かけて調整修正され、
いよいよ南砺市のまちづくり条例が、日の目を見る。

個人的には、もう少し短い期間で集中的にやった方が、
まとまりよく出来たのではないか、とも思います。
だけど一年間掛けたことで、多くの人の意見を幅広くまとめ、
市民の合意形成がなされたと思えば、ほどよい期間だったでしょう。
これから半年間で、この合意がうまく形になることを期待します。

条例の具体的な内容は、いずれこのブログでも公表しますが、
今はまだ条例案としても確定ではないので、さらに策定委員会にかけ、
せめて案として確定した時点では、ここであらためて紹介します。
行政からの押しつけではない、市民が作成するまちづくり条例なので、
これが通れば、新しい民主主義に一歩近づくことが出来る。
今はそう信じて、次の課程をうまく通るように協力するだけです。