「みんなが幸せになる ホ・オポノポノ」

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ハワイに伝わる癒しの秘宝から始まった平和の手法が、
ハレアカラ・ヒューレンさんによって、新しい形となった。
その内容を紹介する本が「みんなが幸せになる ホ・オポノポノ」。
とてもユニークで興味深い内容なので、ご紹介しておきます。

この本のことは、去年の東京平和映画祭に参加したときに、
きくちゆみさんのパートナーである、森田玄さんから聞きました。
話を聞いてすぐに、これは面白そうだと思っていたのですが、
本を手にすることなく一年以上が過ぎて、今月ようやく読みました。
しかも7月からの奇跡の繋がりで、手に入れた本だったのです。

内容はともかくシンプルで、わかりやすいのですが、
「あらゆる問題はすべて自分の内側にある」との考え方は、
多くの人にとって受け入れがたく、これが一番のハードルでしょう。
僕の場合は、すでに「自分の問題」としての自覚はあったので、
最初から共感して読み始めましたし、玄さんの紹介もあったので、
内容に違和感はなく、スムーズに読み終えることが出来ました。

ただし「付録」となっている最後の章の体験談に関しては、
よくある商売の、効能体験談のようなイメージでイヤでした。
それでも多くの読者は、小難しい言葉の言い回しよりも、
こうした実際の体験談の方が、好きなのかもしれませんが・・・

それでも、問題はすべて自分のこととして引き受けないと、
どこまで追求しても、それが他人事である限り解決しないと知って、
行き着いたところが、問題を起こさない「生き方」の模索だったのです。
それがこの本では、ハワイの伝統的な癒しのテクニックから発祥して、
セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノとなっていたわけです。

そこでこのホ・オポノポノや、その手法であるクリーニングとは何か?
ってことがこの本の主題になるのですが、これも実に単純明快です。
人間の意識は二つの状態しかなく、記憶に左右されている状態か、
そうでなければ、インスピレーションを受けている状態だと言うのです。
このインスピレーションと繋がっていれば、間違いはないのですが、
人はほとんどの場合、長年に積もり積もった潜在意識に縛られている。

潜在意識に縛られている限り、神聖なる知能には繋がれないので、
この潜在意識を消去するプロセスが、ホ・オポノポノになるのですが、
本にはその具体的な、クリーニングツールの解説もしてあります。
もしもツールだけを読めば、こんなことで何が出来るの?って話ですが、
言葉や呼吸法を使ったツールは、僕には納得のいくものでした。

特に第4章「人類がこれまで背負ってきた悩みはすべて解消できる」は、
人見さん、高岡さんと、著者であるヒューレンさんとの対話を通して、
ホ・オポノポノが何であるかを、うまく表現しているように感じました。
みんなが幸せになる方法!ってところが、気持ちのいい本なのです。
 

「みんなが幸せになる ホ・オポノポノ」は、↓こちらから。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4198626049?ie=UTF8&tag=isobehon-22