肉や野菜を使わない・豆と雑穀の味わい講座

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今年もいよいよ始まりました。少々長い名前ですが、
名前を聞いただけで、およその内容がわかるものです。
すなわち、「肉や野菜を使わない・豆と雑穀の味わい講座」
その第一回として、今回は石黒文子さんによる「雑穀料理A」。
今年は僕以外全員女性で、しかも若い人が多くなって、
以前の参加者が、今回は親子で来てくれたのも嬉しいです。

今回のメニューは、デザートを入れて6品。
(1)きびたま丼
(2)あわの福袋
(3)葉っぱのおひたし
(4)残り野菜ときのこのみそ汁
(5)たかきびの肉詰めピーマン風
(6)太閤さま
この中から、(1)と(2)のレシピを紹介しておきます。
 
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(1)「きびたま丼」4人分
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【材料】 ごはん=丼に軽く4杯、もちきび=1/2カップ、ニラ=60g、
木綿豆腐=120g、玉ねぎ=100g、ニンニク2片、くるみ、のり、七味、
醤油=大さじ2.5、水=100cc、みりん=大さじ2、ゴマ油=大さじ2
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①、もちきびは洗って目の細かいザルにあける。木綿豆腐は軽く水切り、
 ニラは1㎝長さに切る。ニンニクはすりおろしておく。玉ねぎはうすい
 回し切り、くるみは炒って粉みじんにきざむ。
②、鍋にゴマ油を熱し、玉ねぎをツンとした香りが抜けるまで炒め、
 ニンニクを加える。ニラ、豆腐、もちきび、水、みりん、醤油も加え、
 蓋をして、沸騰したら弱火で12~15分煮る。
③、10分蒸らしたら、ごはんの上に載せ、くるみ、きざみのり、
 好みで七味などをかけていただく。

(2)「あわの福袋」6個分
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【材料】 ゴボウ=1/4本ほど、人参=1/4ほど、長ネギ=1/2本ほど、
椎茸2~3枚、もちあわ=大さじ6、油揚げ=6枚、ゴマ油少々、昆布5㎝角、
水=2カップ、醤油=大さじ2、みりん=大さじ2
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①、ゴボウは斜め切り、人参は半月切り、長ネギは斜め切り、椎茸は薄切り、
 油揚げは熱湯をかけて一辺を切り、袋状にする。
②、ゴマ油で炒めてアクを取ったゴボウと、残りの野菜を生のまま揚げの中に入れ、
 洗ってザルにあげておいたモチアワもスプーンで入れて、爪楊枝で口を止める。
 (1袋にゴボウ3枚、人参2枚、ネギ3枚、椎茸3枚、モチアワ大さじ1ほど)
③水2カップに、昆布、醤油、みりんを入れて作った煮汁の中に②を並べ、
 沸騰したら20~30分コトコト煮る。
 
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こんな感じで出来上がったのが、この写真の料理です。
「きびたま丼」は、卵など使っていないのに玉子丼の味わいがあり、
「たかきびの肉詰めピーマン風」などは、不思議と挽肉の風味があるので、
知らない人が食べたら、ピーマンの肉詰めだと思うでしょう。
肉食を控えたい人には、うってつけの料理だと思います。
僕個人的には、「あわの福袋」が懐かしい食感で好きでした!