第1回みんなで考える協働のまちづくり条例市民会議

イメージ 1
 
平成22年の7月7日という、ぞろ目続きの覚えやすい日に、
第1回「みんなで考える協働のまちづくり条例市民会議」という、
行政らしい?、やたらと長い名前の会議があって出席しました。
去年ワーキンググループに参加した、南砺市のまちづくり条例が、
いよいよ具体的な形作りをするための、第1回会議というわけです。

予想通り第1回目は、市長の挨拶やら講師を招いての話やらで、
具体的な討議は何もありませんでしたが、配付された資料の方は、
去年のワークで得られた内容を踏まえたものが、纏められていました。
これを見ると、いよいよ具体的な条例策定に向けた作業が始まると、
思いを新たにする気持ちが、強く沸いてくるのを感じました。

今回は全員が、公募によって集まったボランティアスタッフで、
予定されていた40人を超える42人全員がメンバーとなったようで、
さらに希望者からの問い合わせがあるので、人数は増えるとのこと。
ワークの時よりも女性が増えているし、若い人も増えているので、
これなら、市民の総意に近いものに作っていける希望が膨らみます。
しかもメンバーの中には、市議会議員の人や行政職員の人もいて、
サポートする行政の協働課とは別に、専門的な意見も聞けそうです。

地元の人脈に疎い僕としても、去年のワークの関係や活動で、
参加メンバーの1/3は顔がわかる、アットホームな雰囲気です。
さらに大凡のスケジュールとして、これから毎月2回ずつ、
来年の9月までに、30回の会議を予定しているのも心強いですね。
回数が多ければ良いわけではありませんが、基本条例ですから、
これからの南砺市の将来を、大きく左右する作業になるわけです。
この間に市民の意識を盛り上げながら、十分議論する必要があります。

このブログを訪問される皆さんにも、一緒に考えていただきたく
これから協議が行われる事項について、項目例が提示されていたので、
まずその項目を、ここに紹介しておきます。
______________

1,条例の全体構成
2,全文
3,目的
4,条例の位置づけ
5,基本となる用語の定義
6,自治・協働の基本原則
7,市民の権利
8,市民の責務
9,事業所の役割
10,町内会自治会の役割

11,自治振興会の役割
12,市民団体・NPOの役割
13,市議会の役割
14,市議会議員の責務
15,市長の役割
16,市長の責務
17,行政活動の基本原則
18,財政運営の基本原則
19,要望・苦情への対応
20,市職員の責務

21,行政評価
22,監査
23,情報の共有
24,市民参加制度
25,審議会の公募、意見公募
26,住民投票
27,住民自治活動
28,団体間の連携
29,条例の実効性
30,条例の改正
______________

7月下旬の第2回会議は、沖縄滞在中なので出席しませんが、
8月からは、なるべく毎回出席して、皆さんにも内容を報告します。
このブログでいただく意見も参考にして、積極的に関わりますので、
何か気が付いたことがあれば、コメントいただければ嬉しいです。