参議院選挙富山県選挙区

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来月11日が投票日となる参議院選挙の、富山県選挙区において、
4人の方が立候補されましたが、それぞれどんな考えの人なのか?
民活動団体である「シャキット富山35」の有志では、
全員にアンケートを送付して、回答を寄せていただきました。

立候補されたのは、写真左から、
相本芳彦さん(民主党)、高橋渡さん(日本共産党
野上浩太郎さん(自民党)、柴田功さん(みんなの党
【※柴田さんは比例区のみの立候補です】

すでに選挙期間中ですので、ここに内容を公開していいものかどうか、
よくわからないので控えておきますが、残念なことが一つあります。
それは、自民党公認候補である野上浩太郎さんからの回答で、
「党の方針として、定期刊行物以外には出さない」と言うものです。

この市民アンケートは、男女共同参画社会を目指して活動する団体が、
日頃から関心を持っている事柄に対し、立候補者の考えを知るため、
全員に同じアンケートをして、投票の参考にするため実施したものです。

(1)女性差別撤廃条約の選択議定書に対する考え。
(2)DV対策の更なる充実を進めていく必要性について。
(3)選択的夫婦別姓制度導入を含む民法改正について。
(4)女性の政治参画を進める「クオータ制」導入について。
(5)お金がすべてではない社会の価値観を育てていく。
(6)グローバルな社会ではない地域循環型社会を育成する。
(7)選挙後、まず取り組みたい政策課題について。

以上の7項目で、それぞれ回答をいただきました。
賛成・反対・わからない(理由)を書いていただいたのですが、
各政党がマニフェストとして出す政策だけでは、わからないことを、
市民目線でわざわざ作ったアンケートに答えない理由は何か?
今の自民党には、市民の声を無視する古い体質を感じざるを得ません。

僕個人的には、景気対策や成長国家路線そのものに疑問を持つので、
なるべく小さな地域での、食とエネルギーの自給自立を目指し、
循環共生型の社会を目指す人に、政治家になっていただきたい。
環境破壊を進めて資源を枯渇させる成長(拡大)経済路線や、
貧富の格差を広げる害の大きい有利子金融経済を方向転換しないと、
どんな政策も、小手先の修正に終わってしまうのが残念です。

アンケート結果を知りたい方は、「シャキット情報」№113をご覧ください。
シャキット情報は、「シャキット富山35」の会報誌で、年間11回発行、
年会費は2000円で、1部購入は200円になります。
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