フラワーカンパニーズの「深夜高速」

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今日2月11日は、鳩山首相63歳の誕生日だそうですが、
「建国をしのび、国を愛する心を養う」祝日でもあるようです。
いったいなぜ2月11日に“建国”なのかと思えば、
日本書紀で、神武天皇即位の日が紀元前660年の1月1日とあり、
これを新暦に換算して、2月11日になったそうです。
そうすると日本国歴としては、2670年ってことでしょうか。
千年前に書かれた物語が愛される国の、懐の深さ・・かな?

鳩山首相は前日、「誕生日プレゼントは何がいいか?」と聞かれ、
「国民が幸せ感を感じるようになることが一番のプレゼントだ」
と答えたそうですが、こんな答え方をする鳩山さんが、僕は好きです。
鳩山さんに関しては、火星人とかお坊ちゃんとか世間知らずとか言われ、
「鶴はせんねん 亀はまんねん 鳩はてんねん」なんて、
おもしろおかしく言われているようですが、なんのその!(^_^;)
たしかにお人好しながら、狸の腹芸も持ち合わせているので、
政治家としての素質は、やはり十分に備わった人だと思っています。

さてそれでは、「国民が幸せ感を感じる」とはどんな状態なのか?
いろんな意見はあるでしょうし、僕自身もいろいろ考えますが、
難しいことを抜きにして、一つの曲を思い出さずにはいられません。
それはフラワーカンパニーズの「深夜高速」という曲でした。
♪生きて~て~よかった、生きて~て~よかった♪
と熱唱するところも魅力的ですが、そこだけではなく、
4分の曲の歌詞全体に、素直に心に届くものがあるのです。

YouTubeにいくつか演奏がアップされていますが、
2004年に川崎クラブチッタで行われた演奏を収録したものが、
音質も映像もきれいなので、紹介しておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=lmqdtXNDBxs&NR=1&feature=fvwp

これは決して幸せな歌ではなく、むしろ若者の絶望を歌いながら、
それでも某かの希望を見出して「生きててよかった」と絶叫します!
思い溢れて、叫ばずにはいられない心意気がロックになっている。
今はあまりロックなど流行らない時代のようですが、
こうした心に響く曲には、いつだって流行廃りなんてない。
いや、音楽は時代と無関係でないからこそ、この曲は心に響く。
♪旅の途中 ヘッドライトの明かりは手前しか照らさない♪
なんて、やっぱり鋭く時代を切り裂いている、ロックしてます!