協働の全体像

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先日、南砺市でのワーキンググループによる検討会で、
協働とは何かを話し合ったのですが、その内容を、
一つの図式で表せたと思うので、書き留めてみました。

あくまでも単純化したものですが、
南砺市の協働を考える場合、地縁組織がしっかりしているので、
「行政」と「NPO」に加えて「地縁組織」との協働が不可欠です。
しかし特定ミッションによるNPOと、全員参加の地縁組織とでは、
まったく違う性格を持っているので、その特性を忘れてはいけません。
様々な違った価値観で暮らす人たちが、全員参加している町内会など、
地縁組織では、あくまでも緩やかな繋がりが大切です。

誰しもが、その緩やかな地縁組織に中で暮らしながら、
何か特定の目的を持って動き出すときに、NPOが生まれます。
NPOは単独でも様々な活動をしますが、さらに広がるには、
行政や地縁組織との協働が、可能性を増してくれると言うことです。
その協働においては、参加者の情報と目的の共有が大切で、
そのためには、しっかりとした情報公開や意見交換が重要になる。
こうした全体像を押さえておけば、立ち位置も見えるでしょう。

なお、ここで言うNPOは、必ずしも法人としての組織ではなく、
「有志による、特定ミッションを持ってグループ活動する組織」
すべてを含めて考えていますので、ご了承ください。