保険は誰のために?

イメージ 1

なるべくおカネに頼りすぎない生活をしたい!
そう思って、定職を辞めてしまった経緯もあって、
今は生活保護よりも少ない支出で暮らしています。
自分が直接使う衣食住のうち、家は親が残したもので、
衣類は年間1~2万円で、どうにでもなりますから、
問題は食糧だろうと考えて、自分で作っています。
「生き方としての自然農」に巡り会ったこともあって、
これで自分の生活は循環型になるか?と思ったのですが。

一人暮らしなので、家の修繕などなるべく自分でやり、
一人分の食料くらい、最低限は自然農でなんとかなる。
だけど生活範囲を、家の周囲に限定したくないと思ったら、
田舎暮らしでは、車がないと活動できないのが実情です。
車に頼りすぎない、徒歩と自転車で暮らせるまちづくりを!
NPOなどにも加わりながら、訴えたりしましたが、
行政側の、車中心のまちづくり政策は変わりません。
したがって僕も、いまだに車に頼る生活をしています。

車を使う以上、事故の時に人様に迷惑を掛けてはいけない!
ってことで、車の保険は毎年更新しているのですが、
さらには、死んだあとに周囲の人に迷惑を掛けないよう、
多少の生命保険には入っているのですが、さて医療特約は?
また更新の時期を迎え、どうしたものかと迷っています。
考えてみれば、せっせと仕事をしていた時期には、
しっかり医療保険に入っていたけど、忙しくて使えなくて、
仕事を辞めて田舎暮らしを始めたときに、ようやく使った。

現代の優れた検診では、僕なんか何かしら病気の兆候はあって、
それを全部治そうと思えば、ずっと病人になるしかない。
それってなんかおかしいだろうと思い、行くのをやめました。
十分な医療保険も馬鹿げたものに思えて、最低限に押さえ、
それさえこの数年は、まったくもって使っていません。
無料検診さえ、病気の兆候を指摘されても治療する気はないし、
むしろ今こうして活動していられることに感謝しているので、
今を十全に生きて死ねば、それで善しと思うのです。

これはまあ、僕には心配してくれる家族もないので、
自分が納得していれば、自分のことはそれで済むからです。
そこで迷っているのが、生命保険の医療特約をどうするか?
特約は毎年3万円以上を支払うので、僕には結構な負担です。
と言って、これをやめたときに、事故や病気で倒れた場合、
すぐに死ぬものでもないだろうから、いろいろありそうです。
そのときなるべく人に迷惑を掛けたくないと思えば、
やっぱり可能な限り、保険は入っていた方がいいのか?

高度に経済化した現代は、ただ生きているだけで、
人に迷惑を掛けないためにもおカネのかかる社会です。
そうそう、個人年金保険にも入っていますからね。