原子力発電より、地熱・太陽・風力発電を!

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先日長崎大学の研究グループが、
原子爆弾によって被爆した人の体内で、
現在もプルトニュウムが放射線を出している!
という恐るべき事実を確認したと発表しました。

この事実は、被曝してから60年以上が経っても、
いつDNA細胞が異常を起こしても不思議はない、
いつ癌や甲状腺異常の病気を発症してもおかしくない、
という放射能被曝の恐ろしい現実を立証するものです。
一度被曝してしまえば、二度と健康には戻れない!
こんな危険なものを使わなければ、我々の生活は、
どれだけ不自由を強いられるというのか?

そもそも発電が目的なら、日本には地熱が豊富で、
すでに国内で19箇所、地熱発電は実用運転されている。
あるいは太陽光発電の技術も、採算が取れる近くにあり、
風力発電、小水力発電などを、うまく組み合わせれば、
国内の電力事情は、自然エネルギーだけで賄えます。
それなのになぜ、次世代を苦しめる発電を選ぶのか?

姑息な人たちが推進する原子力発電のメリットは、

1、発電時に二酸化炭素を出さない。
地熱発電太陽光発電風力発電も出さない!)

2、ガス、石油と違い、ウラン供給国は政情の安定している。
地熱発電太陽光発電風力発電も資源は国内にある!)

3、大気を汚さないから環境にいい。
地熱発電太陽光発電風力発電も環境を汚さないし、
 さらには放射能のようなやっかいなものも出さない!)

4、燃料価格が安く済む。
地熱発電太陽光発電風力発電も燃料コストはゼロ!)

5、燃料の重量・体積が小さいので、移送コストが安い。
(だから!、地熱も太陽も風も運ばなくていい!)

6、原子力発電所が出来ると、地元に雇用がうまれる。
地熱発電だって太陽光発電だって風力発電だって雇用を生むし、
 あらたに被曝労働者の問題を起こすこともない!)

どのメリットを見ても、自然エネルギーの方が優れているのに、
それでも原子力発電を止めない理由は、三菱、日立、東芝など、
またしても巨大企業利権以外には、何も見えては来ないのです。
一人や二人の大臣の首よりも、企業利益が優先する日本では、
政治家なんて、経済界の使用人でしかないのでしょうか?

いつも由良野の森で遊んでいる子どもたちが、愛媛県議会宛に、
伊方原発プルサーマルを止めるための子ども署名」を始めた、
その手書きの署名用紙を見てください。
http://www.tentsuki.asia/ikatakodomosyomei.pdf

僕らは、これ以上子どもたちの未来を破壊してはいけない!
たとえ多少のことを我慢してでも、次世代に自然環境を残したい!
まして我慢しなくても方法はあるのに、なぜそれを選択しないのか?
今度の国政選挙では、日本の将来への方向が問われているのです。
企業利益優先の政治ではなく、これから日本がどうあるべきか?
まともに政治信念を持つ人を選びたいものですね!


写真は八丈島地熱発電所です。