ブログ講座も始まりました!

イメージ 1

去年の池田晶子さんを取り上げた読書会に続いて、
今年は同じ“新しい時代を探る”でも、本ではなく、
現代を象徴するブログとは何か? を探るために、
「ブログでつながる、新しい社会参加句へ♪」と題して、
この新しい時代のツールを活かす講座を開講しました。

募集段階では、8人以上で開講規定をクリアしたようですが、
応募があったのは6人で、それでも希望して開講できました。
そのあと、締切までに応募できなかった人から申し込みがあり、
最終的に今日参加されたのは、7人での第一回目となりました。
開講までの手続きや規則が、もう少し自由に融通出来れば、
もうちょっと参加者も増えそうな気もしますが・・・

それでも高岡の生涯学習課の人たちには、積極的に協力いただき、
教室でインターネットを繋いで、それをプロジェクター上映する、
そんな、これまでやらなかった試みも、実現できました。
おかげで僕は、紙資料を用意することもなく、第一回目を迎え、
普段見ているサイトを紹介しながら、ブログの話を出来たのです。

その中で今回は、ブログとはどんな意味を持つのかを話し、
95年頃から日本でも一般化したインターネットの歴史を紹介。
個人サイトで、誰でも世界に情報発信し始めたウェブ1.0の時代から、
2005年頃には、双方向性を重視したブログ機能によって、
誰でも世界中の人と直接交流が出来る、ウェブ2.0も時代になった。
この意味を話しながら、市民社会の在り方を検証しました。

今回の参加者は、4人が何らかのブログ体験者であり、
残り3人は、新しい世代との交流に関心があって参加された、
いずれも、新しい市民社会との関わり型を模索する人たちでした。
そこでこの講座の進め方としては、参加者個人の課題を取り上げ、
その検証を通して、今の時代を探っていこうと考えています。

さて、今日の講座でのやりとりで、個人的に思ったことが一つ。
せっかくブログを立ち上げても、何を書いていいかわからない、
書くことがない、と言う、僕には何とも不思議な現象です。
人は生きている限り自由でしかない!から、何かをしたい、
この何かしたい主体は、五感をもち、個性と個々人の判断もある。
したがって、身の回りの様々なことに意見もあり、表現もしたい!

これが、新しい時代、ウェブ2.0の時代の要求だと思うのです。
そして時代の要求とは、人がそれを求めたと同時に、
人はそれを求められてもいる!と言うことかも知れないのです。
世の中のことを、常に自分のこととして発言し、行動する。
これこそ、ブログによって登場したウェブ2.0の時代なのです。


今回講座の参考にさせていただいた、ウェブ社会をまとめた本、
神田敏晶さんの「ウェブ3.0型社会」は。(↓)こちらから。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4479791922?ie=UTF8&tag=isobehon-22