雉の卵でしょうね♪

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同じ自然農に取り組んでいる仲間の畑に、
雉(キジ)の卵らしいのがある!と聞いて、
おそるおそる見に行って見ました。
草むらの奥を覗くと、たしかにこの通り、
鶏卵大の卵が、ひっそりと並んでいました。

去年も同じような場所に産んでいて、
ヒナの姿を直接見た人はいないのですが、
羽化した残りの卵の殻を見た人はいるから、
元気にどこかで暮らしているのでしょう。
だからこそ、今年も同じ所に卵を産んだ?

農作業をする周囲には、たくさん鳥がいて、
その中で目立つ大きなのが、コクチョウと雉。
なかでも雉は、毎日けたたましく鳴いて、
同時にバタバタと羽音を立てるので、
どの辺にいるかは、すぐにわかります。

でも産んだ卵のそばにいることは少なくて、
たいていは、屋敷林の敷地内にいるのですが、
農作業する近くで突然鳴いて、驚くこともある。
「雉も鳴かずば撃たれまい」って言うけど、
けたたましい鳴き声で、すぐに居場所が知れる。

こんなに大きな、目立つ鳴き方をするのは、
たぶん、他の生き物に対する威嚇警戒音で、
卵の在処から注意を逸らすためなのでしょう。
たしかに、卵のある場所では鳴きません。
自分よりも、卵の方が大事なんですね!

でも周囲にはたくさんのカラスがいるし、
今年はまだ姿を見ないけど、大きな蛇もいる。
この地域で、大人になるまで生き延びるのは、
きっと大変なことなんだろうと思います。
みんな元気に、大きくなるまで育ってくれ。

おっと、雉の卵の心配ばかりしていたら、
僕の苗床にたくさん雀が群がっていました。
苗そのものを食べられることはないのですが、
小さな虫や種籾を啄んで、苗の根が切られ、
倒れて死んでしまったりもするのです。

ああ、五月晴れの青空が、紅に夕焼けて、
今日もまた、奇蹟の一日が終わります!