本格的な山菜採り

イメージ 1

今回は、八尾の山住まいをする石黒さん宅に、
泊まり込みで宿泊しての、本格的な山菜取りです。
と言っても、泊まり込んだのはお酒を飲むためで、
山中へ山菜を採りに行ったのは、翌日の午前中だけ。
17歳のモッくんに先導してもらって、
一番年下は、まだ9歳のカンちゃんですから、
それほどたいした山歩きではないのですが・・・・。

9時から11時までは、ひたすら山を沢沿いに登るのですが、
この時点で僕の心臓はバクバクで、息絶え絶えになってしまう。
他に若い女性と女の子がいて、彼女らがペースを遅らせて、
なんとか僕も付いていけたっていう、ていたらくです。
時々立ち止まって見る、山沢の景色は瑞々しくて気持ちいいけど、
モッくんの進むペースは、僕らのペースとワンテンポ違って、
のんびり自分のペースで歩いていると、すぐに離されてしまう。

さらには、「ほらそこにワラビがある!」と言われても、
同じ方向を見ているはずなのに、うまく見つけられなかったり、
ヨシナとモミジカサとキノシタは、すぐには区別も付きませんでした。
登りの途中で一度と、登り切って下りに折り返すときに一度、
ちゃんとした休憩は2度だけでしたが、なんとか付いて歩いて、
もっていた入れ物は、みるみる一杯になっていきました。
しかも次第に目が慣れてきて、言われなくても見つけられる。

下り行程では、場所によっては落ちるように下るのですが、
木の枝に掴まりながら、ターザンのように渡り歩いていたら、
慣れない足が滑って、何度か全身で斜面を滑落しました。
そのうちの一回は、跳ね返った木の枝で顔面を打撲してしまい、
左目の上に一直線の切り傷が付いて、少しずれていたら失明したかも。
なんて状態なのに、むしろこれが楽しくてワクワクの冒険でした。
もちろん、案内人のモッくんにとっては日常のことでしょうが。

取りに取った、ギボシ、ヨシナ、モミジカサ、ウド、イラクサ
ススダケ、ワラビ、他にも数点って感じで、写真の通り。
採ってきた山菜のいくらかは、さっそく天ぷらやおしたしにしてもらい、
お昼ご飯にしていただきましたが、やっぱりこれが美味しいのです~!
最後は裏の竹藪で、出始めたばかりのタケノコをいくつか掘りだして、
それぞれ分け前を新聞紙に包んで、家に持って帰りました。
とても一人では食べきれないので、明日誰かに分けましょう。