自転車発電の機関車♪

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26日も風雨が強かったので、
予定していた山作業を中止して、
二日目のアースディを見に行きました。
お目当ては「学生環境フォーラム」で、
高校生や大学生の、エコ活動を聞いて、
一般参加者と意見交換するものです。

屋外で予定されていた音楽イベントが、
風雨のために、急遽同じ建物内になって、
すぐ近くで和太鼓演奏があったものだから、
それはもう、うるさくて困りました。
だけど今日の学生環境フォーラムは、
小さな会場で少人数の集まりだったので、
なんとか集中して聞くことができました。

魚津工業高校の生徒たちの発表では、
幹線道路周辺の、COX汚染の様子や、
河川水が化学物質で汚染されている様子が、
実地調査の成果として報告されました。
その中で、こうした水汚染の主な原因が、
農業で使われる農薬と推察されることから、
無農薬での農業を望む声がありました。

昨日は、中央農業高校の先生から、
無農薬で米を作る方法の話を聞いたので、
県内の高校生の活動を繋げるだけでも、
先進的な活動が展開できそうな気がする。
もしもそれを拒むものがあるとすれば、
テリトリー枠に閉じ籠もる教育界の問題です。
生徒は、未来を真剣に考えているのです。

また富山大学の生協委員会のメンバーからは、
大学内でのマイカップ自販機が紹介されて、
こんな試みも初めて知ったので面白かった。
でも、この設置も保健所の許可が難しいとか、
経済的な問題と、自然環境の問題と、
どちらも無視できない現実の話もあって、
若い学生には、いい刺激になったと思います。

ただ僕としては、どうしても一つだけ、
環境と経済とどちらが大切かを考えてもらえば、
百年に一度とか言われる経済がどうなろうと、
人が生きていく方法は、いろいろあるだろうけど、
自然環境が壊れてしまえば、いくらお金があっても、
人間は生きていけなくなることを考えてほしい!
とだけ、最後に発言させてもらいました。

フォーラムが終わったあと、外へ出たら、
ようやく雨もあがって、屋外特設ステージで、
なんだかいい感じの音楽が聞こえてきたので、
ぶらぶら散歩して、近くに行ってみました。
それが写真右下、WAWAWAの演奏で、
散歩の途中で見つけた面白そうなアイテムが、
写真左下の、自転車発電で走る機関車です。

最後はなんだか楽しくなってきたのですが、
タケちゃんのペレットストーブ・ブースで、
しばらく暖を取っていたら、また雨が降ってきて、
ここを潮時に、路上駐車の車に乗って帰宅しました。
今年も楽しい企画を、ありがとうございました!