次の衆議院選挙

【次の衆議院選挙で一番期待する政党はどこですか?
 理由もコメントください。】

福田首相が辞任して、衆議院解散総選挙と言われた9月末に、
自分のブログに、こんな投票設定をして2ヶ月が過ぎました。
ようやく権力の頂点の座を手に入れた、よくわからない人は、
自分たちの失政でもたらした、金融崩壊による社会不安を盾に、
経済政策を優先するから解散しないと、不思議なことを言って、
少しでも長く、権力の座に留まっていたいようです。

そもそも小泉・竹中政権が、日本型社会を壊す土台を作り、
そのあとの安倍政権が、次々に悪法を作って無茶苦茶にした。
これはすべて自民党政権がやったことなのですから、
責任政党であれば、責任を取って解散総選挙するべきでした。
それを問題があるから解散もしないのでは、無責任な話ですが、
日本語もよくわからない人では、お話になりません。

その結果、このブログ投票では明らかな傾向が出てきました。
自民党の凋落傾向は、この2ヶ月間ずっと変わらないのですが、
同じように変わらなかったのは、民主党政権への期待と同時に、
志位・共産党に対する期待の高さだったと言えるでしょう。
この理由は、民主党を選んだ人のコメントからも窺えるもので、
実は民主党を選んだ人の多くは、民主党を支持してはいない。

~(12月1日現在の投票結果)~
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【投票結果選択肢】 【比率】 【人数】
(1)麻生・自民党  19.3%  22人
(2)太田・公明党   3.5%   4人
(3)小沢・民主党  43.9%  50人
(4)志位・共産党  22.8%  26人
(5)その他の政党  10.5%  12人
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多くの人は、今の自民党政権に嫌気がさしているばかりか、
もともと自民党の一部だった民主党も、同じではないかと思い、
しかも小沢さんを、保守本流だと思っているフシがあります。
したがって、民主党はいいけど小沢さんが党首ではイヤだとか、
民主党自民党と同じ穴のムジナだろうと考えているようです。
それでは、どの政党であれば期待出来ると考えているのか?

面白いことに、確信を持って選んだ人は、志位・共産党が多い。
アメリカでは、ブッシュ政権への批判からオバマさんが選ばれ、
彼は新しいアメリカの象徴として、古い価値観に立ち向かう。
しかし日本では、何が批判されているのかも曖昧にするし、
今度の首相たるや、自民党政治が危機を招いておきながら、
それを他人事のように、政局よりも政策だと言って辞めない。

自民党民主党と、マスコミ評論家を交えた政治ショーに、
ウンザリした人たちが、社民党にも国民新党にも振り向かず、
常に一貫して発言しているように見える、共産党を支持する。
こうした流れが出来ていることは、間違いのない事実でしょう。
いったい国民は、本当に共産党政権を望んでいるのかと言えば、
かならずしもそうでない、選択肢のないことが問題なのです。


こうした分析は、僕の独断ではありませんので、
投票者の気持ちを知りたい人は、コメントを読んでください。
投票コーナーは、12月12日までこのままにしておきます。