自転車利用先進地・名古屋視察
Nプロジェクトひと・みち・まち!が主催する、
「自転車de地域デザインin高岡」の第2回研究会では、
自転車利用先進地の名古屋を、視察しに行ってきました。
名古屋と高岡は、7月に開通した東海北陸自動車道によって、
片道2時間半で行けるようになった・・・とは言うものの、
貸し切りバスで日帰りの視察なので、強行スケジュールです。
なかでも出発が、朝の7時に高岡というのはまいりました。
6時には家を出なければならないので、5時に起床です。
前夜12時前に寝たら、3時間ほどで目が覚めてしまい、
寝直すと寝過ごしそうなので、そのまま起きて集合場所へ。
バスの中で寝ているつもりが、自己紹介や視察の説明で、
結局眠れないまま、最初の研修地である名古屋大学へ到着です。
名古屋大学院環境学研究科の、竹内研究室におじゃまして、
竹内教授との挨拶のあと「名チャリ」メンバーと対談しました。
このグループは、もともとは環境問題を考える立場から、
放置自転車をコミュニティサイクルとして利用することを考え、
それを昨年から社会実験として、実際にテスト運用されたのです。
発想のきっかけとして、商業地区での駅間の移動の不便さを、
チャリで解消する工夫が出きれば、一石二鳥と考えたようですね。
いくつものステーションのどこへでも返せる手法も面白いのですが、
アイデアを形にしたところが、第一に学ぶべきところでしょう。
来年以降も継続し、将来事業を考える場合の基礎データを作る!
とのことでしたので、高岡デザインでも参考になるでしょう。
今までの調査の内容が、すでに資料にまとめられていましたので、
熱心な参加者は、研究材料として持ち帰ることになりました。
数が十分にはなかったので、僕はいただきませんでしたが、
Nプロにはいただきましたので、いずれ読んでみたいですね。
話を聞いた限りの感触として、まず難しいと感じたことは、
放置自転車の再利用とは言っても、結構な資金がかかること。
簡単に廃棄されることを防ぐ、環境意識があってのことなので、
自転車の再生作業には新車を買うのと変わらない費用が嵩む。
あるいはコミュニティサイクルを展開する場所に掛かる費用や、
自転車の管理など、ランニングコストも相当かかりそうです。
名チャリは、国の研究費や名古屋市の助成で賄うようですが、
高岡ではどのように賄うのか?採算性のある事業になりうるのか?
余談ですが、この研究会のメンバーには熱心な人が多くて、
人材的にもNプロメンバー以外から、高岡市道路建設課の人や、
高岡市議会議員、連合自治会の人といった多様な高岡市民に加え、
富山県の道路課や県警本部の人まで参加されているのです。
これは皆さん、将来のまちづくりを真剣に考えるからなので、
こうした様々な立場の人が、一緒に考えて動くようになれば、
かならず良い方向への、具体的な提案も生まれてくるでしょう!
名チャリのメンバーと、意見交換しながら食事(写真)を済ませ、
次に向かったのは名古屋市の中心街で、自転車道路の見学です。
これは名古屋市の、自転車利用環境整備基本計画に基づいて、
実際にどのような整備が行われたのかを、実地に見学し、
さらに市役所の緑政土木局維持課の職員から、お話を伺います。
そうして実際に名古屋の道路を見て思うことは、やっぱり広い。
市役所の前の(1)異なる舗装材による分離、から始まって、
御園座の前の(2)国による国道の一車線を潰した整備、
既存整備済歩道を利用した(3)植裁帯による歩道再分離、
そして一番シンプルな(4)区画線による分離、など見ていると、
もともと広い道路だったから可能な、自転車道路に思われます。
市の職員の方が、名古屋が自転車利用最進地と言わることを、
「自分たちで言っているわけではない」と言葉を濁されるのは、
他の都市の市街地とは、道路事情が違うからなのでしょう。
視察に来ても参考にするのは難しい、と思うのかもしれません。
たしかに、これだけスペースがあれば、どうにでもできそうです。
またせっかく自転車道を整備しても、かならずしも使われない、
利用する側の意識が伴わない難しさは、高岡でも懸念材料でした。
最後は徳川苑で、市の職員の方と質疑応答をやったのですが、
この頃には、僕は睡眠不足とお腹のガスで頭が痛くなっていて、
1時間あったらしい意見交換を、半分ほどしか知りません。
始まったと思ったら、もう終わり間近の挨拶をされていたのです。
う~ん、時間がワープした原因は、ご想像にお任せしましょう。
それからトイレへ行ったら、うまくお腹のガスも出ていって、
最後に車中で、みそかつ弁当を食べた頃には元気でいました。
予定よりもやや早く、8時過ぎに高岡に帰着して解散です。
帰りの車中はいくらか眠れたこともあって、眠気もスッキリ!
少し余裕もあったので、Eフェスタの打合せに顔を出して、
さらにお腹もすいて、イオンで半額の細巻を買って帰宅です。
なが~い一日、みんさんお疲れさまでした!
「自転車de地域デザインin高岡」の第2回研究会では、
自転車利用先進地の名古屋を、視察しに行ってきました。
名古屋と高岡は、7月に開通した東海北陸自動車道によって、
片道2時間半で行けるようになった・・・とは言うものの、
貸し切りバスで日帰りの視察なので、強行スケジュールです。
なかでも出発が、朝の7時に高岡というのはまいりました。
6時には家を出なければならないので、5時に起床です。
前夜12時前に寝たら、3時間ほどで目が覚めてしまい、
寝直すと寝過ごしそうなので、そのまま起きて集合場所へ。
バスの中で寝ているつもりが、自己紹介や視察の説明で、
結局眠れないまま、最初の研修地である名古屋大学へ到着です。
名古屋大学院環境学研究科の、竹内研究室におじゃまして、
竹内教授との挨拶のあと「名チャリ」メンバーと対談しました。
このグループは、もともとは環境問題を考える立場から、
放置自転車をコミュニティサイクルとして利用することを考え、
それを昨年から社会実験として、実際にテスト運用されたのです。
発想のきっかけとして、商業地区での駅間の移動の不便さを、
チャリで解消する工夫が出きれば、一石二鳥と考えたようですね。
いくつものステーションのどこへでも返せる手法も面白いのですが、
アイデアを形にしたところが、第一に学ぶべきところでしょう。
来年以降も継続し、将来事業を考える場合の基礎データを作る!
とのことでしたので、高岡デザインでも参考になるでしょう。
今までの調査の内容が、すでに資料にまとめられていましたので、
熱心な参加者は、研究材料として持ち帰ることになりました。
数が十分にはなかったので、僕はいただきませんでしたが、
Nプロにはいただきましたので、いずれ読んでみたいですね。
話を聞いた限りの感触として、まず難しいと感じたことは、
放置自転車の再利用とは言っても、結構な資金がかかること。
簡単に廃棄されることを防ぐ、環境意識があってのことなので、
自転車の再生作業には新車を買うのと変わらない費用が嵩む。
あるいはコミュニティサイクルを展開する場所に掛かる費用や、
自転車の管理など、ランニングコストも相当かかりそうです。
名チャリは、国の研究費や名古屋市の助成で賄うようですが、
高岡ではどのように賄うのか?採算性のある事業になりうるのか?
余談ですが、この研究会のメンバーには熱心な人が多くて、
人材的にもNプロメンバー以外から、高岡市道路建設課の人や、
高岡市議会議員、連合自治会の人といった多様な高岡市民に加え、
富山県の道路課や県警本部の人まで参加されているのです。
これは皆さん、将来のまちづくりを真剣に考えるからなので、
こうした様々な立場の人が、一緒に考えて動くようになれば、
かならず良い方向への、具体的な提案も生まれてくるでしょう!
名チャリのメンバーと、意見交換しながら食事(写真)を済ませ、
次に向かったのは名古屋市の中心街で、自転車道路の見学です。
これは名古屋市の、自転車利用環境整備基本計画に基づいて、
実際にどのような整備が行われたのかを、実地に見学し、
さらに市役所の緑政土木局維持課の職員から、お話を伺います。
そうして実際に名古屋の道路を見て思うことは、やっぱり広い。
市役所の前の(1)異なる舗装材による分離、から始まって、
御園座の前の(2)国による国道の一車線を潰した整備、
既存整備済歩道を利用した(3)植裁帯による歩道再分離、
そして一番シンプルな(4)区画線による分離、など見ていると、
もともと広い道路だったから可能な、自転車道路に思われます。
市の職員の方が、名古屋が自転車利用最進地と言わることを、
「自分たちで言っているわけではない」と言葉を濁されるのは、
他の都市の市街地とは、道路事情が違うからなのでしょう。
視察に来ても参考にするのは難しい、と思うのかもしれません。
たしかに、これだけスペースがあれば、どうにでもできそうです。
またせっかく自転車道を整備しても、かならずしも使われない、
利用する側の意識が伴わない難しさは、高岡でも懸念材料でした。
最後は徳川苑で、市の職員の方と質疑応答をやったのですが、
この頃には、僕は睡眠不足とお腹のガスで頭が痛くなっていて、
1時間あったらしい意見交換を、半分ほどしか知りません。
始まったと思ったら、もう終わり間近の挨拶をされていたのです。
う~ん、時間がワープした原因は、ご想像にお任せしましょう。
それからトイレへ行ったら、うまくお腹のガスも出ていって、
最後に車中で、みそかつ弁当を食べた頃には元気でいました。
予定よりもやや早く、8時過ぎに高岡に帰着して解散です。
帰りの車中はいくらか眠れたこともあって、眠気もスッキリ!
少し余裕もあったので、Eフェスタの打合せに顔を出して、
さらにお腹もすいて、イオンで半額の細巻を買って帰宅です。
なが~い一日、みんさんお疲れさまでした!